【明慧日本2014年5月28日】河北省の三河市公安局、燕郊東城派出所の警官は先月22日、同市の法輪功修煉者・馬維山さん(74歳男性)の家へ行き、馬さん夫婦と家政婦3人を不当に連行して家宅捜索を行い、電動三輪車、現金8千元、私物などを没収した。その後、馬さんの妻(78)は家に戻されたが、馬さんと家政婦3人は同市留置場に拘禁された。
1998年に法輪功を学び始めた馬さんはとても健康になり、10数年来、薬を服用したことがない。
1999年7.20、中共(中国共産党)当局は法輪功に対する迫害を開始した。馬さんは迫害停止を求めて北京へ行ったが、中共当局に労働教養2年を宣告され、高陽労働教養所に拘禁された。
同施設で馬さんは毎日、10時間以上の重労働を科され、食事は硬くなった饅頭と泥がついた野菜スープしかなかった。そして、馬さんは断食をして迫害に抗議したが、手錠をかけられて水道管に繋がられた。馬さんは「転向」しなかったため、安新鉛工場に送られ、苦役を強いられた。
拷問の実演:手錠をかけられる
2003年3月、1人の法輪功修煉者が馬さん夫婦を見舞いに馬さんの家を訪ねたとき、燕郊支局の警官に見つかり、3人は三河市留置場まで連行された。翌日、警官は馬さんの家の家宅捜索を行い、テレビ、テープレコーダー、VCD、オーディオ、携帯電話などを没収した。そして、警官は留置場に拘禁した馬さんに署名を要求したが、馬さんは拒否したため、殴打された。その後7日間、断食をして迫害に抗議した馬さんは衰弱し、帰宅させられた。
しかし、警官は馬さんの家に住み込んで、帰宅した馬さんを7日間監視した。8日目、馬さんは警官に騙され、洗脳班に拘禁された。同施設に拘禁された馬さんは、血圧が高いために帰宅できたが、その後、数年間にわたって毎日、監視されていた。そのため、馬さんの妻は倒れてしまった。
2006年2月25日、燕郊支局の警官は馬さんを自宅から連行し、パソコンなどの私物を没収した。その後、馬さんは懲役3年6カ月の実刑判決を宣告され、冀東(きとう)刑務所に拘禁された。
先月、留置場に拘禁された馬さんはいまだに解放されていない。
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2014/5/24/1336.html)