遼寧省女子刑務所 迫害された女性修煉者が重体
■ 印刷版
 

 【明慧日本ん2014年6月2日】遼寧省撫順市の法輪功修煉者・張傑さん(58)は地元の女子刑務所に半年以上も不当に拘禁されていた。張さんは迫害を抵抗するため、断食し、重体に陥った。家族は一時出所を要求したが、刑務所側に拒否されたという。

 4月末、張さんの母と娘が面会に行った時、張さんは車イスに座り、痩せこけて顔色が悪く、きわめて衰弱していた。肺結核、糖尿病、心臓病の症状がひどく、今にも倒れる恐れがあったが、「一切の責任をとらない」と刑務所側に言われたという。

  張さんは2012年5月、法輪功が迫害されている真相を伝えた時、地元派出所の警官に連行され、罰金を取られた後に解放された。同年10月1日に再び連行され、地元の南溝留置場に拘禁された。同月24日、張さんは逮捕状が出され、懲役3年の判決を言い渡された。その間、留置場側は何度も張さんを遼寧省女子刑務所に送ろうとしたが、身体検査が不合格であったため、受け入れられなかった。しかし、その後、密かに瀋陽市女子刑務所に送られた。

 迫害されて衰弱していた張さんは刑務所の瀋陽市の馬三刑務所病院に拘禁された。今年2月7日、張さんの家族は刑務所から張さんが危篤だという電話の知らせを受けた。家族はすぐに刑務所を訪ねた。その時の張さんは顔色が真っ白で、身体はきわめて弱っていたという。

  張さんと娘の崔学君さんは法輪功を学んでいるとの理由で10数年にわたって迫害され続けた。2002年2月、張さんと娘は連行され、それぞれ懲役4年、 3年の判決を宣告された。張さんは遼寧省女子刑務所で殴打・苦役的な労働を強要され、睡眠を禁止され、食事の量を減らされ、冬に冷たい水を掛けられるなどの迫害を受けた。張さんは断食で迫害に抗議したため、灌食され、不明な薬物を飲まされた。その結果、ひどい病状が現れた。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/5/16/292245.html)
 
関連文章