【明慧日本2014年6月17日】河南省許昌市の法輪功修煉者・張栄煥さん、李淑華さんは不正裁判を受け、2人共に懲役4年の判決を受けた。現在、2人は新郷女子刑務所へ移送され、拘禁されている。
元医師の張さん(66歳女性)は去年4月1日、市人民病院で人々に法輪功迫害の真相を伝え、男性に「神韻公演」を収録したDVDを配布した。しかし、男性は悪意を持って張さんを捕まえ、付近の許昌市公安局北大公安支局まで強引に引き摺って送り込んだ。
許昌市610弁公室は張さんを勾留し、自宅にも押し入り、捜索しながら一部の家財を没収した。それから1年間、張さんは許昌市留置場で拘禁され続けた。
2006年、張さんは許昌魏都区裁判所の不正裁判で懲役3年の不当判決を受けた。拘禁中、独房に監禁された。施設の病院で詳細不明な薬物を体内に投与され、手枷で手や体を縛り上げられると同時に、口に布などを詰められた。そして、拷問用の椅子に体を縛り上げられ、呼吸ができなくなるまで口を塞ぎ込まれ、鼻を指で捩じられ、窒息の状態に至ると、呼吸回復のための注射を打たれた。こうして、多種の拷問によりわずか2カ月間に7回も窒息死寸前の状態となった。
李さん(53歳女性)は昨年5月4日、市内の清虚街で人々に法輪功迫害の真相を伝えたときに悪意を持った人に陥れられ、通報された。その後、ずっと許昌市留置場に拘禁された。今年4月頃、同市魏都区裁判所で秘密裏に裁判が開かれ、懲役4年の不当判決を宣告された。
2009年7月頃、李さんは「神韻公演」を収録したDVDを配布した。そのことを理由に、西関派出所の警察に捕まった後、懲役3年の不当判決を受けた。李さんは新郷女子刑務所で拘禁されていた間、独房に監禁された。
拷問の実演:独房監禁