日本の大法弟子の修煉体験(二)
■ 印刷版
 

文/日本の大法弟子

 【明慧日本2014年6月22日】 (前の文へ

 二、香港の観光スポットで直接真相を伝える 

 偶然私は香港で1周間泊まりながら、観光スポットで中国大陸の観光客に真相を伝えました。 

 日本に帰ってから、香港では人手が足りないことに気付き、後悔しました。大勢の大陸の観光客を救うには人手があまりにも足りませんでした。私は「香港は大陸と違って、環境がまだ良く、対面する衆生の多くは大陸の観光客である。これはまさに師父が大陸の衆生を香港で救われるように按配されたのではないか。香港で真相を伝えることは何よりも重要だ」と思いました。 

 香港の大規模なパレードの日が再びやってきた時、私は現地に15日間泊まる往復券を買いました。外地から来た同修たちが時間になって一人ひとり帰り、私が日本に戻ろうとした時、現地の同修は一人だけでした。大法が必要とする時、このまま帰るわけには行かないと思いました。買った航空券は日程変更ができない安い航空券だったので、キャンセルしてから、1カ月後の航空券を買いました。一カ月後、また私と現地の同修一人だけ残ったので、もう一回チケットをキャンセルしてから、一カ月延ばしました。それ以降、香港で真相を伝えることが、私の生命の中で非常に重要なことになりました。 

 ある日、ガイドと観光客が私達はお金を貰っていると話しているのを聞きました。私は彼らの横に行って話しました。「私達がお金を貰いながらやっていると言っているようですが、あなたにどのくらいのお金をあげたらあなたはやりますか? スパイに写真を取られ、大陸に戻ったら、どうなるか誰も分かりません。臓器が摘出されるかもしれません。あなたはどのくらいのお金でこの事をやりますか? 修煉してない人は名利を追求していますが、修煉している人はこれらを放棄しようとしています。私達が歩む道はそもそも異なります。信仰はお金で測るものではありません」。 

 私の話に頭を頷く観光客もいました。そのガイドはムキになって、私の鼻を指で指しながら大声で罵りました。私は笑顔で周りの観光客を見ながら、発正念をしました。心が動いてはいけない、私は大法弟子で、この全ては法を実証することで自分を実証しているのではない、私は必ずこの関をよく乗り越えると思いました。ガイドは数分間罵りました。私は何も言い返さず、気まずくもありませんでした。周りの人達が大法弟子に感服している表情を見てから、私は一層落ち着きました。私は何も言いませんでしたが、この善悪の対比で衆生はもっと大法について理解できたと思いました。数カ月後、私は再びそのガイドを見かけました。そのガイドは自ら私のところに来て、いろいろ話し合いました。 

 ある日、台湾の同修は大陸からの観光客に囲まれて、からかわれていました。同修はこれらの人を救えなかったことに落ち込んでいました。私は縁があれば後日再会できると同修に話しました。案の定、翌日それらの人がまた来ました。私は「焼身自殺」の真相から、共産党の邪悪な本質、殺人歴史、三退のブームまで話しました。その中の一部の人は真相を分かり、三退をしました。バスに乗ってから、私達は互いに手を振りながら挨拶をしました。大法の真相を分かってからの笑顔をみて、私の目は濡れてしまいました。 

 三、中国に真相電話をするチームで心性を向上させる 

 2013年、私は中国に真相電話をするチームに入りました。この日はちょうど私が修煉を始めてから9年になる日でした。修煉の初心を忘れないように師父が私を悟らせてくださっていると思いました。 

 協調人は私に直接真相を伝えた経歴があるため、新人をトレーニングすることを任されました。二カ月後、私は専門的に同修を救出するグループに入りました。同修を救出する電話は迅速に行動しないといけません。案件の分析から、迫害に加担した部門、人員を探すこと、全てを一番早い時間で完成しなければなりません。 

 ある日、私は同修と中国の武漢市の大法弟子を救出する案件を担当しました。夜10時頃、私は派出所の所長に電話をしました。相手はこのことを知らないと言い、こんなに遅い時間に電話するなんて失礼だと言って電話を切りました。私はもう一回繋げて「あなた達は、不法に人を逮捕したのに、寝ようとしているのですか。人を解放しない限りは寝させません。このことは全世界に暴露され、知っている人は皆あなたに電話するはずです。不法に逮捕することは犯罪だと覚えてください」と話しました。その後電話を切られてから、繋がりませんでした。他の同修にも掛けて貰い、私は傍で発正念をしました。同修が電話をしたら、相手は聞きにくい言葉で罵り始めました。同修は相手のそれらの話に心が動かず、続けて電話しました。その日、私達は夜中3時頃まで電話しました。 

 翌日、私達は続けて電話しました。同修は慈悲の心で相手に焼身自殺の真相と、国内外の情勢、利害関係などを話しました。相手は落ち着き、もう罵りませんでした。同修のすべての話を聞き、所長は真相が分かってから、私達に話しました。「仕事のため、自分も仕方がありません」。私達はそうではないと話しました。「あなたの職務範囲内で、大法弟子たちを保護し、逮捕の命令が降りたら、事前にこの情報を大法弟子たちに伝える等のことをしてください」。彼は分かったと話しました。その後、命令を下す立場にいる局長の電話番号を教えてくれました。 

 私と同修は発正念をしてから、その局長に電話しました。私達の話を聞いて、局長は私達にそれらの同修は某市に移送されたと話し、その都市の610弁公室の電話番号を教えてくれました。私達はその同修の状況を尋ねました。後でその同修は10日後に解放されることが分かりました。この案件から、全体で強調すれば、法を実証することはより良く行うことができ、人を救う力をもっと発揮できることを分かりました。 

 後で私はその警官と何回か連絡を取りました。その人は私の修煉を始めた経歴を訪ねました。私は彼に『洪吟』、『論語』を暗唱してあげ、修煉中の出来事も話してあげました。最後に彼は『轉法輪』を見ると話し、法輪大法のウェブサイトのアドレスもメモしました。 

  他にも感動のストーリーはたくさんあります。修煉してから2年しか経ってない同修は真相電話を掛けたことがなかったのですが、彼女に案件を渡したら、同修は何の観念もなくすぐお電話を掛けました。長時間話し、最後に相手と良い関係を結びました。その人は私達を手伝って、監禁されている同修を見に行ってきて、同修の状況を私達に話してくれました。また監禁されている同修を手伝うことがあったら手伝ってあげると言ってくれました。現在この同修は数人とこのような良い関係を持ち、中国大陸の同修を救うことに良い作用を果たしています。 

 チーム内の同修には共通点があります。すなわち、強い正念を持っているということです。強い正念を持った同修が救出電話をしているのではなく、電話をする中でますます正念が強くなり、ますます成熟していくのです。聞きにくい罵りとあざ笑いにも、私達は心が動かず、難しい相手には代わる代わる電話をします。問題に出会ったらすぐ交流して解決し、トラブルを回避せず、向上する機会を見逃しません。チーム内の同修たちは、真相電話をする中で、師父の法で自らを正し、心性を向上し、誓約を果たしています。 

 師父、ありがとうございます。同修の皆さん、ありがとうございます。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/5/17/292263.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2014/5/18/1211.html)
 
関連文章