遼寧省:法輪功修煉者が迫害され 母親も採血強要
【明慧日本2014年6月25日】遼寧省本溪(ほんけい)市の法輪功修煉者・高昱東さんは、中共(中国共産党)当局に指名手配されたため、6年間にわたって放浪生活を余儀なくされた。今月13日午後、同市明山区の警官は、明山区支局まで呼び出した高さんの母親に採血を強要した。
2008年1月10日、高さんは区内の新立屯山水人家住宅区で警官らに不当に連行された。拘禁中、施設内で暴行・拷問・虐待を受けて心臓病を発症し、病院へ搬送された。その後、危篤に陥った高さんは解放されたが、裁判所は高さんに対して「法輪功を放棄する旨の書類 ・保証書に署名しなければ起訴する」と脅した。
2008年4月23日夜、高さんは東興派出所まで不当に連行されて拘禁された。施設内の警官は法輪功修煉者の名前を記載した数十冊のリストを高さんに見せ、「知り合いがいるかどうか自白しろ」と脅してスタンガンで電気ショックを加えた。高さんは拷問されて倒れ、病院へ搬送されたが機に乗じて抜け出した。
その後、本溪市公安局は高さんを指名手配した。一方、高さんの家族は1万元を恐喝され、パソコンやプリンタ、携帯電話などを没収された。
6年来、高さんの父親(80代)と母親(70代)は尾行・監視・見張りを強いられ、圧力と嫌がらせを加えられた。