上海市:法輪功修煉者の姉妹が迫害され 姉が死亡
【明慧日本2014年6月26日】上海市の法輪功修煉者・黄巧琴さん(60代女性)は昨年11月25日、徐匯(じょかい)区で警官により不当に連行された。そして今年3月26日、同区検察庁に起訴された。
黃巧琴さん
現在、黄さんは血糖値が急上昇し、命の危機に晒されている、留置場に拘禁された黄さんは、耳に膿胞ができ、激痛で耳が聞こえなくなった。また、視力も低下し、ものがはっきり見えなくなった。さらに歯が抜けて食事をするのも困難だという。
2008年、黄さんは労働教養1年を宣告された。拘禁中、糖尿病を発症したが、監守はそれを理由に飲食を禁じたりして迫害を加えた。
黄さんの姉・巧蘭さん(修煉者)は2001年11月20日、法輪功の資料を配布していた時、共同防衛チームの不審者に連行された。それから、1年ほど宝山区羅店留置場に拘禁された。その間、家族は巧蘭さんを救出するため、警官に5万元を脅し取られた。
しかし、巧蘭さんは解放されず、執行猶予付き・懲役3年の不当判決を宣告された。帰宅後も嫌がらせ・威嚇・脅迫を受け、2度も洗脳班まで連行されて拘禁された。
こうして、巧蘭さんは心身ともにダメージを受けて疲れ果て、2004年10月29日、無念な思いを晴らせずに死亡した。
上記の姉妹は中共(中国共産党)当局の法輪功に対する弾圧政策の下、法輪功を学んでいるとの理由で多種の迫害を受け、苦しめられていた。