吉林省:法輪功修煉者の女性 不当拘禁される
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 【明慧日本2014年6月27日吉林省長春市の二道区裁判所は5月22日、同市の法輪功修煉者・張艶梅さん(女性)に対して家族にも知らせず、弁護士も傍聴者もいない状況下で秘密裏に裁判を行い、張さんに懲役3年の不当判決を宣告した。現在、張さんは新康刑務所に拘禁されているが、重病を患い2万元近くの医薬費がかかったという。

 今月20日、家族は裁判の結果を知り、同所に駆け付けて不当判決に強く抗議し、それらの違法行為を非難した。しかし、公安当局は家族全員を待合室に押し込んで「これから裁判だ」と言って、家族を追い払った。

 それ以降、張さんの母親は、娘が迫害されていることにショックを受けて心臓病を発症し、呼吸困難を起こして病院へ搬送された。父親も脳血栓を発症して介護が必要となった。こうして張さんの妹は両親の介護、看病と医療費、生活費を稼ぐ日々に追われ、心身ともに苦しい生活を強いられている。

 家族は、司法部門や拘禁施設に対し、張さんの両親の病状や家庭の苦しい事情、張さん自身の肺結核・心臓病の持病を訴え、執行猶予を求め続けたが、いずれも相手にされず、拒否されたという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/6/22/293801.html)
 
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