【明慧日本2014年6月28日】遼寧省東港(とうこう)市法院(裁判所)は、今年4月22日に5ヵ月近く拘禁された法輪功修煉者・祝延波さん(49歳女性)に対して不正裁判を行った。弁護士は無罪を弁護したが、結果が出ないまま閉廷となった。しかし、4月30日、祝さんは懲役3年の不当判決を宣告された。
昨年12月24日、丹東(たんとう)市公安局国保(国家安全保衛)大隊の警官らは、祝さんの自宅に押し入り、祝さんと夫(法輪功修煉者ではない)を不当に連行した。同日の午後7時、夫は解放されたが、祝さんは丹東市留置場に移送された。4日後、祝さんに逮捕令状が出された。
今年1月12日、祝さんの家族は、北京で弁護士を雇った。同日、家族と弁護士は孤山公安局を訪ね、祝さんの無罪解放を要求した。また、弁護士は祝さんと面会できた際に、祝さんの血圧が高くなったため、強制的に薬を飲まされた事実を知った。
4月22日、9時30分に東港市法院は開廷した。祝さんの弁護士は、法廷で「証拠不足」を指摘し、無罪を弁護した。
しかし、法院側は4月30日、祝さんに秘密裏に懲役3年の不当判決を言い渡した。
現在、祝さんは丹東市中級法院に上訴している。