弁護士は、一審判決の証拠がないこと、証人の偽装などを指摘した。
朝陽市検察局は原審維持を要求したが、裁判官は弁護士の弁護を聞いて「改めて検討する」との決定を下した。
張さんは中国共産党が法輪功に対する迫害を開始した後、法輪功を学び始めた。当時は心臓病・リューマチ・乳腺房増殖、頭痛、めまいなどの病気を患っていたが、修煉後は健康を取り戻し、家族も和気あいあいとなった。張さんは昨年9月18日、市場で法輪功迫害の真相を伝えていた時、地元の交通公安支局の警官により不当に連行された。7日後、地元検察に起訴された。当検察局は同月27日に「検察委員会」を設立し、張さんの案件を「重要案件」として扱った。そのため、張さんに対してすぐに逮捕状が発布された。また、今年4月に双塔(そうとう)裁判所で不正裁判が行われ、張さんは懲役10年を宣告された。張さんの家族は上訴したという。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)