遼寧省の法輪功修煉者3人 不当連行される
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 【明慧日本2014年7月3日】遼寧省撫順市の法輪功修煉・馬思媛さん(50代女性)、劉明珍さん(60代女性)、張憲莫さんの3人は今年4月、警官により不当に連行され、留置場に拘禁された。その後、3人の案件は県検察院に送られ、逮捕状が出された。

 馬さんの3人は趙麗傑さんの家を訪れたときに連行された。趙さんの夫は法輪功を学んでいるという理由で当局に残酷な迫害を加えられ、死亡した。夫の死で趙さんは心身ともにひどくショックを受け、倒れてしまった。それで、法輪功修煉者たちは趙さんを励ますために、いつも趙さんの家を訪れていたが、撫順市国保(国家安全保衛)大隊の警官に監視され、尾行されていた。

 今年4月12日午前、県公安局と新賓鎮派出所の警官数人は突然、趙さんの自宅に不法侵入し、趙さんを訪ねた馬さん(趙さんの妹、幼少のころ叔母に養子に出された)、劉さん、黄香容さん、図麗娟さん、年配の馬さんの5人を一斉に連行し、家宅捜索をした。警官は趙さんの家にあるパソコン、法輪功の関連書籍、1000元などの私物を没収し、そのとき、趙さんの家を訪れた張さんも連行した。

 そして、警官らは連行した修煉者たちの家に行き、家宅捜索をし、パソコンや法輪功の関連書籍、法輪功創始者の写真、mp3、mp5などの私物を没収した。

 その後、黄香容さん、図麗娟さん、年配の馬さんの3人は解放されたが、馬さん、劉さん、張さんの3人はある建物の暗くて寒い地下室に連れられ、尋問された後、市南溝留置場に送り込まれた。

 馬さんは県牧畜局検疫所の出納係で、優秀な職員である。馬さんは穏やかな性格で、心が優しく、周りの人と関係がよく、仕事をまじめにやり遂げる人であるが、法輪功を学んでいるとして、当局に連行や拘禁、脅迫などの迫害を加えられ、修煉を放棄することを強いられた。

 劉さんは法輪功を学んでいるとして、繰り返し迫害を受けた。修煉者の劉さん夫婦はかつて、法輪功の内容の横断幕をかけたという理由で、労働教養処分を下された。夫は教養所で「三書」を書くことを拒否したため、心身ともに苦しめられ、健康状態が悪化した。そして、夫は教養書から帰宅してしばらく、この世を去った。

 現在、留置場に拘禁されている3人は家族との面会を許されず、劉さんは現在、非常に痩せこけているという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/6/20/293704.html)
 
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