【神伝文化】清潔さを保つ
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文/陸南

 【明慧日本2014年7月5日】中国古代では「身を修め、家を整え、国を治め、天下を平らかにする」という理念を重んじ、家を整えることは国を治めることの基礎になると考えられていました。家庭内の教育はその基礎の基礎とみられ、とても重要でした。古代の家庭教育の中で、人への思いやりや、物事を行うときに清潔さを保つこと自体は、自尊でもあり、他の人への尊重の現れでもあります。これは一般的な道徳の常識です。

 現代社会で、多くの女性は部屋の掃除をほとんどせずに、毎日、汚れている環境で暮らしており、出かけるときにだけ、きれいに装っています。話すときに声がいくら高くても、自分自身は良くないと感じません。しかし、古代の家庭教育の中では、女性に対して、食事を作るとき、お茶を注ぐときも、茶器、お皿、お椀などはきれいに磨き、そのあと、物を大切する気持ちで、納めるように要求されていました。人と話すときも、笑うときも、声は高すぎず、さもなければ、上品ではないとみなされ、面目がなくなりました。しかも、他の家の人が読書をしたり、休んだりすることの邪魔になるかもしれません。

 古代の人は、ものを大切にしました。たとえば、服の好き嫌いはいけません。古い服でも、まるで新しい服を着ているように、大切に、きれいにさらに長く着ましょう。このようにして、他の人があなたのこと見下すことはありません。かえってあなたのことを節約上手で、分別があると思います。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2005/2/22/95549.html)
 
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