ハルビン市の法輪功修煉者が不当逮捕 家族は署名拒否
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 【明慧日本2014年7月16日】黒竜江省ハルビン市の法輪功修煉者・苗文超さんは4月に不当に連行された。苗さんの家族は逮捕通知書に署名することを拒否し、警官に「苗文超が法輪功を修煉することは違法ではない」と訴えた。

 3月23日、苗さんと他2人の修煉者は、道里区工程街で人々に神韻公演のDVDを配っていた時に通報され、道里区工事派出所まで連行されたが、同日の夜、苗さんは逃れることができた。

 4月25日午後、苗さんは職場で派出所の警官に留置場まで連行され、15日間拘留され、5月9日に刑事拘留された。その期間中、警官らが各種の理由で苗さんと家族との面会を禁止したため、苗さんの家族は手紙を警官らに渡した。

 5月17日、警官は家族のところへ行き、苗さんを逮捕したとして署名を要求した。家族は警官に、「法輪功を修煉することは違法ではなく、逮捕状に書かれた『邪教を利用して法律の実施を破壊した』というのは法的な根拠がない」と指摘し、逮捕通知書に署名することを拒否した。警官ら2人は「ただ検察のファイルを読み上げただけだ。その他のことは知らない」と言い逃れをした。

 5月22日、苗さんの案件はすでに検察の公訴科に移された。家族は検察へ行き、苗さんの解放を要求したが、案件処理の担当者は苗さんと家族が会うことを許さず、「弁護士にしか会うことができない」と言った。家族は仕方なく手紙を受付に預けた。

 約3カ月の間、ハルビン市道里区で何度も法輪功修煉者が連行される事件が発生しており、道里区の国保大隊(警察)と道里区検察は何度も法輪功修煉者を迫害することに加担した。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/6/29/294072.html)
 
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