遼寧省女子刑務所での血液検査 生体臓器狩りの疑い
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文/遼寧省の法輪功修煉者

 【明慧日本2014年7月15日】私は2003年3月に撫順市順城区の警官に拘束された後、順城区裁判所に不法に懲役6年の刑罰を下されました。その年11月24日に遼寧省女子刑務所に収監され、2009年3月1日に出獄しました。

 2005年4月25日の朝、刑務所側は私達に食事をとらせず、健康診断をするようにと言われました。各監獄区、各小隊のリーダーに指示して、拘留中の人は刑事犯も含めて大体2千7、8百人いましたが、全員が健康診断を受けさせられました。

 健康診断の部屋は刑務所の教室棟の1階に用意され、私達はその入り口に連れられて、監獄区、小隊によって一列一列に並んで、1組30人で、1組ずつ順番に入りました。小隊のリーダーは私達に一枚の記入用紙を配りました。中には私達の名前だけが書かれていました。健康診断だそうですが、実は採血だけで、他には何も検査しませんでした。中にはおよそ20名余りの医者がいて、彼らは何も言わず、一人ずつ採血するだけでした。採血が終わったら、名前の付いている記入用紙を残して別のドアから出させられました。最初から終わるまで何も言わず、何の説明もありませんでした。私が出獄するまで、あの採血は何のためか、化学検査の結果はどうなっているのかも知りませんでした。

 出獄した後、中国共産党により多くの法輪功修煉者が生きたまま臓器を摘出され、当局が暴利を貪っていることを知りました。私はたいへん驚きました。あの時刑務所で採血されことを思い出し、非常に怪しいと感じています。

 中国共産党の法輪功修煉者に対する生体臓器狩りの内幕が、最初に露出したのは2006年3月で、最も最初に露出した場所は瀋陽市蘇家屯の遼寧省血栓病中西医結合医療センターと西洋医学結合医療センターです。瀋陽市に位置する遼寧省女子刑務所は、遼寧省の女性の法輪功修煉者を大量に不法拘禁しています。明慧ネットが2009年に発表したレポート『「死刑囚」は中国の器官移植市場上のきのこ雲を支えられない(中国語)』によると、2000年から、中国大陸での臓器移植件数は爆発的に増加し始め、2003年~2006年にかけてピークに達しました。

 これらのことから、私達が獄中で受けた血液検査が、中国共産党の生体臓器狩りと関係があると私は疑っています。ただ証拠として、私はここでこのことを暴露します。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/7/1/294139.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2014/7/12/2009.html)
 
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