大法、『轉法輪』と出会えて、人生最高の幸せな生き方を学ぶ
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文/日本の大法弟子

 【明慧日本2014年7月15日】私は、2009年5月に修煉を始めた東広島の修煉者です。私の母は今年で91歳になりますが、医療ミスで右半身麻痺になり、16年間、寝たきりの母を一人で介護しています。

 一、大法を学び始めてすぐに病気が完治し、修煉の道に入る

 8年前まで元気だった私も、長年の介護疲れから朝、突然起きられなくなり、身体中に力が入らず、全身の関節が痛み出し、両手の中指が曲がったまま戻らなくなり、リューマチと膠原(こうげん)病を発病しました。西日本一の有名な病院に三年間通院しましたが治らず、痛みも六割しか押さえられませんでした。このままでは、母と二人で寝たきりになるのではと、不安な毎日を送っていました。ある朝、見知らぬ牛乳屋の方が家に来て、近くの中華料理店で気功をやっていると教えてくれ、すぐその日の午後に出かけて行きました。そして、『轉法輪』を読み、動功静功の動作を習いました。

 6月に入ると、古い同修5人とともに、近くの公園で、朝5時50分から座禅をし、7時の発正念、それから動功と、教えられるまま何も余計なことは考えず、無心で煉功をついてやっていました。私はいつも、第二式と第四式の煉功の時、汗が全身から吹き出てきます。これは悪い物が出ていると聞かされました。毎日欠かさず、無心で、真剣に法輪功を学びました。十日間もしないうちに、気がつくと全身の関節の痛みが消えていたのです。これで母の介護が続けられるという喜びとともに、感謝の気持ちでいっぱいになりました。それからは通院も薬もやめました。

 『轉法輪』を読んでいると、たくさんの色の糸がクネクネと紙面全体に現れ動き回ります。ある日、ページをめくった途端、一文字、一文字がザーッと丸い法輪に変わりました。数カ月後、『精進要旨』を読んでいると、左半分の紙面に佛様が現れ、座しているそのお姿が、黒から青へ、それからピンクへと変化し、最後に黄色に変わりました。こんな経験は今までしたことがありません。『轉法輪』に「われわれの中の天目が開いた人なら見えますが、この本は色鮮やかで、金色の光を放ち、どの字もわたしの法身の姿かたちです」とあります。本当にその通りです。

 また、ある日の夜 寝ているとき、頭から足先に向かって突然熱いものが流れたのを感じ、熱さのあまり布団をはねのけました。これは身体浄化だと分かりました。また修煉を始めて二年目の朝、公園で友人に煉功動作を教えていると、下腹部で法輪がグルン、グルンと三回力強く円を描いて回ったのを、確かにはっきりと感じました。毎日の介護もイライラせず、おだやかな気持ちになり、心身共に元気になりました。長年、花粉症治療を受けていた娘もすっかり治り喜んでいます。家計費の医療費がゼロになり、本当に助かっています。膨大な医療費問題に直面し、困っている日本政府は法輪功を推進すれば、多くの問題、例えば、学校のいじめ問題や年間三万人以上の自殺者の問題、老人や国民の医療費問題、それに道徳の回復と多くの問題がいっぺんに解決できると思います。

 私は自分のこの体験を日本の多くの方に知ってもらうために、法輪功を広める決心をすぐにしました。一年目は同修に連れられて煉功場へ行き、二年目からは看板と煉功場の案内チラシ、煉功音楽を流すスピーカーを持って、もう一人の同修と一緒に責任者として四年間、6月から9月までの毎日、公園で早朝煉功をして、大法を広めました。五年目からは活動を福祉会館に移しました。事前に市役所の福祉課へ交渉したところ、無料の使用許可を得ることができました。毎週、15名の同修と学法・煉功をしています。心性を高めるため、時には修煉体験も交流しています。

 二、命を二度も助けられる

 修煉を始めて二度も命を助けていただきました。いずれも自動車事故です。一度目は朝の煉功からの帰り道、左折した私の車めがけて、遠く離れていた十数台の普通車が一斉に、90キロ以上の猛スピードで坂道を登ってきて、私はその先頭車両と接触しました。バギー!というものすごい音に私は一瞬びっくりして、何が起きたのか分かりませんでした。右側のバックミラーが反対側に倒れ、車には傷がついていました。相手の運転手が心配そうに「大丈夫ですか?」と声をかけてきました。私は「大丈夫です。心配ありません」と答えて別れました。あわや大惨事になるところを、師父に助けていただきました。

 二度目は買い物の帰り道、横から当てられ、上下にふわっと車ごとひっくり返り、飛ばされました。車はペシャンコになりましたが、私は怪我一つなく無傷で、何の衝撃も感じませんでした。ぶつけた相手は現場でもう腰痛を訴えていました。事故を目撃した近所の人たちが警察と救急車を呼んでくれ、すぐに来ました。私は車の中で逆さになっていました。シートベルトをはずし、ちょうど開いていた窓から這い出ました。不思議と動揺せず、「寝たきりの母の介護があるので帰ろう」という一念で、救急車には乗らず帰ってもらいました。あの頃を振り返ると、まだ正念も足りず、正念の重要性も分かっていなかったと反省しています。

 三、日本人である私達が積極的に、日本中の人々に大法を紹介する

 私が現在担当している煉功場の福祉会館は、無料使用の交渉をする以前から正念をずっと入れていました。なんとか法輪功をもっと広めたい、それに雨天でも学法・煉功できる場所が欲しい、市の施設を利用した方が信頼されやすいということで、病人をかかえている私でも出来ることは何かをずっと考えていました。そこで、近所の福祉会館に行って、使用料のことや、借りられる条件などを相談すると、市役所の福祉課に行くよう勧められました。私はすぐ福祉課へ交渉に行き、その際に(1)自分は法輪功でリューマチと膠原病が治り、月2万円以上の医療費がいらなくなったこと、他にも多くの同修の病気が治り、医療費がいらなくなったこと、(2)煉功場のチラシを見せながら、4年間公園で6月から9月の間、毎朝法輪功を紹介したこと、(3)これはボランティアであることを説明しました。東広島の医療費を削減するためにも、是非、福祉会館で使用料免除で、法輪功の無料教室をさせてほしいと頼み込みました。そうしたら、十日間くらいで予算会議を通過し、すぐに許可がおりました。その後、他の同修が申請した、もう一つ別の総合福祉センターの使用料無料の許可もすぐにおり、大法を広めたい一念が次々と実りました。

 このようにして、地元東広島市では現在、毎日どこかで法輪功の無料教室が開かれています。月曜日は、3つの町で、市の施設で行っています。火・金・日は、中華料理店の2階で、水曜日は福祉会館、木曜日は総合福祉センター、土曜日は公園で、いつでも、どこでも、縁のある人が学べるようにと環境を作っています。60歳くらいの男性で、体の不自由な方も学んでいますが、「『轉法輪』を、家でもどんどん読んでくださいね。身体が浄化されていきますから」と話すと、本を購入されました。良さを実感されているからこそ、毎日煉功場に顔を出してはげんでおられます。今後も家族・親族や友人に、修煉して心身が改善された体験を紹介し、法輪功の素晴らしさを伝えていきます。

 今後、福祉会館の学法・煉功の場、地元の地区一つ一つの煉功場を、修煉の場として大切にし、守り、もっともっと自分たち修煉者の心性をも高めていきたいと思います。現在は『轉法輪』を読むほかに、煉功動作のビデオを見て、自分の動作を修正したり、去年から今年にかけて師父の新経文『大法弟子とは何か』、『大法弟子は必ず法を勉強しなければならない』などの6編の説法を、印刷できる環境がないため手書きで回覧しました。また、パソコンのない方や操作ができない方がいるので、明慧ネットの体験談・中国の同修の命がけの洪法の体験談を紹介し、自分たちと照らし合わせてみてどうなのかを交流し始めました。更に私は煉功場の補導員として全体を引っ張り上げる努力をし、地区の協調人を後ろで支え助け、自分たち学習者の心性を高めるために、自分もしっかり更に深く大法を学んでいきます。そして、まず自分を正し、同修の間違いも法に照らして、遠慮しないで気づいたことは指摘し合い、お互いに正しあって、切磋琢磨できる場にしていきたいと思います。そして、私達日本人が日本の衆生のために、もっともっと積極的に前に出て、日本社会に合ったやり方で、日本人に受け入れられるように、それぞれの活動を工夫していかなければならないと思います。自分の出来る事をコツコツと積み上げ、積み重ねていきたいと思います。偉大なる慈悲深い師父の教えを守り、三つのことを最後の時までしっかりと行い、大法に照らして自分を律し、多くの執着心を取り除き、相手のことをまず考えて思いやれるよう努力し、日々精進し、頑張って行きたいと思います。偉大なる師父の大いなる慈悲に応えましょう。日本の大法弟子が、いや全世界の大法弟子が一丸となって、洪法し、真相を伝えましょう。

 四、大法、『轉法輪』と出会えて、人生最高の幸せな生き方を学ぶ

 まだまだ未熟でいたらぬ私ですが、『轉法輪』、『精進要旨』などの師父の説法から多くのものを学び、煉功場での交流や明慧ネットの同修の体験談を見聞きする中で、自分の考え方も徐々に変わり、成長してきました。最も重要な事のひとつは、日々の生活の中で「心を清め、心性を向上させる」ことです。また、多くの「執着心」を取り除く努力をすることも大切です。これまで自分の良くない心、利己心、顕示心、闘争心、嫉妬心、歓喜心、不服の心、不平・不満の心、怠惰な心、この世に対する未練の心、多くのものに執着する心、物欲、財欲、食欲、性欲、情欲などの七情六欲、これらをむさぼる心、飽くことなく欲しがる心などのすべてのすべてを滅し、取り除かなければなりません。なんと多くの良くない心、この世に執着している心があることでしょう。

 現在、修煉者の自分は何が放下できたかを振り返ってみると、夢の中で試験があり、二度とも合格できたと思うのは、色欲に関することのみです。あとはまだまだ放下できていません。恥ずかしいことです。例えば、以前の私は「なぜ自分1人が母の介護を16年間も続けているのか、一日たりとも気の休まる日がないではないか。関東にいる兄弟たち4人は、長女の私に全部押し付け、一度も交代せず、毎日の介護の苦労を知らず楽しく暮らしている」と、疲れてくると未だにこの不平・不満の心、不服の心が出てきます。師父は、この世に偶然なことは何一つとして無く、すべて理由があると教えてくださいました。その理由とは私の業を消すため、借りを返すためなのだと悟りました。これはすべて師父の按配であり、私が乗り越えるべき関でもあります。借りたものは返さなければなりません。同じ世話をするなら、母に、恩ある母に、これまで以上に優しく接し、感謝の気持ち、感謝の心でお世話させてもらおうと思い直しました。こう思っただけでも心が軽くなり、気持ちが随分楽になり、穏やかになりました。師父、また一つ学びました。ありがとうございます。このようにして、清浄な心、清らかな心、汚れのない心をもっともっと増やすよう努力します。この世に対する未練の心、執着の心、家族への情も最後には、きれいさっぱりと全て捨て去り、放下しなければ、しかも早く放下しなければ間に合いません。同修の皆さんと共に、できるだけ早く、自分の良くない心と執着心を取り除き、放下できるよう努力していきます。

 『精進要旨二』「大法とは圓容しているものである」に、「修煉者が遭遇しうる一切のことが、すべて皆さんの修煉や円満成就に関係あることで、さもなければ、決してそのようなことに遭うことはありません」と説かれました。このことから、私のこの五年間経験した多くの出来事はすべて、みな修煉や円満成就に関係した試験であったのではないかと悟りました。そして、試験や魔難は苦しいことではありますが、一つひとつ乗り越えて向上し、円満成就に向かって行くことこそ、人生最高の幸せな生き方だと感じています。

 神韻の活動を通して、また中共の法輪功修煉者に対する生体臓器狩りの反対、迫害反対の署名活動を通して、協調と発正念と学法の大切さを学びました。これらの活動をする前に、常日頃の学法、煉功、発正念がまずできているかどうかも問われてきます。また、『轉法輪』から多くの物事の道理を教えて頂きました。自分の立ち位置をしっかり決め、修煉者として、日々心性を高める努力を重ね、高い目標に向かって、同修と共に励まし合って精進していくことが大切です。修煉の向上の場として、煉功場を大切にし、師父の教えを守り、大法の一分子になれますよう、がんばって参ります。これから先も、師父の御恩に報いられますよう、一人でも多くの日本の衆生に「法輪大法は素晴らしい」、「真・善・忍は素晴らしい」ということを伝え、日本中津々浦々まで広めて参ります。偉大なる慈悲深い尊師、いつもいつも私達大法弟子を見守って頂き、またご指導賜り、本当にありがとうございます。感謝、感謝の気持ちとありがたさでいっぱいです。

 最後に『洪吟二』「真性を見る」をもって、私の発表を終わりたいと思います。

 大法を堅く修め心動かず

 次元の向上こそ根本である

 試練に直面し本性を見る

 功成って円満成就し、佛、道、神となる

 (2014年アジア地区法輪大法修煉体験交流会)

 
 
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