甘粛省の法輪功修煉者 迫害され片手の感覚を失う
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 【明慧日本2014年7月22日】甘粛省会寧県の法輪功修煉・陳潔さん(44歳女性)は今年4月8日、蘭州市女子刑務所に不当に拘禁された。刑務所に送られてわずか3カ月で陳さんは痩せこけ、全身が痛み、前歯を失い、片手の感覚が無くなってお椀を持つことさえできなくなった。

 2012年6月28日、蘭州市城関区の国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の警官20数人は、陳さんが借りている家の窓とドアを壊し、部屋に不法侵入した。警官らは何の証明も提示せず、陳さんと陳さんの家を訪ねていた法輪功修煉者・王有江さん、陳淑嫺さん(陳さんの姉)3人を連行し、陳さんの家にあったパソコン、携帯電話などの私物を没収した。

 その後、陳さん達3人は城関区国保大隊に連行され、尋問を受けた。陳さんはトラの椅子に座らされ、2日間、関連情報を吐かせるため拷問を強いられた。その後、陳さんと姉は市第一留置場に送られ、王さんは第二留置場に拘禁された。

 

 

酷刑演示:老虎凳
拷問のイメージ図:トラの椅子に座らされる

 

 留置場で陳さんは朝6時から夜8時過ぎまで奴隷労働を強いられた。長時間の重労働により陳さんは頸椎、背中が痛み、目の痛み、胆のう炎、重い貧血などの症状が現われた。迫害に抗議するため、陳さんは昨年10月に強いられた重労働を拒否した。

 

 2012年7月30日、城関区検察局は陳さんを含む3人に逮捕状を出した。11月24日、城関区裁判所は陳さんの家族に通知せず、陳さんの弁護士にも通知せず、秘密裏に陳さん達3人に対して裁判を開廷した。

 昨年6月7日、裁判所の職員と国保大隊の警官は留置場に行き、没収した物のリストを陳さんに見せた。警官は「俺たちが没収したものは全部法輪功に関係するものだけだ」と言い、サインすることを強要した。

 昨年9月23日、城関区裁判所は裁判をせず、陳さんを含む法輪功修煉者4人に無実の罪を着せ、実刑判決を下した。その後、4人とも上訴したが、「現判決を維持する」と市裁判所は法律に従わず結果を出した。これは陳さんが法輪功を学んでいるとして受けた2回目の判決である。

 そして今年4月8日、陳さんは市女子刑務所に収容された。6月5日、家族は刑務所に行き、陳さんと面会したときに、痩せこけて前歯を失った陳さんを見てその理由を聞いたが、陳さんは泣いてばかりで、「全身が痛い。片手はお椀も持てない」としか話さなかった。

 陳さんの姿を見て、胸を痛めた家族は刑務所管理局へ行き、訴えようとしたが、局長に避けられて会えなかったという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/7/6/294354.html)
 
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