修煉を通して歩んできたこと
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文/日本の大法弟子

 【明慧日本2014年7月22日】私は約13年前に、法輪功と縁を結ばせて頂いていましたが、仕事が忙しくなり、離れてしまいました。3年前、以前煉功点で一緒だった同修にバッタリ会い、「今度、中華料理店においで」と声をかけられ、その煉功場に行きました。煉功点の同修が笑顔で迎えてくださり、和やかな雰囲気の中で学法、煉功をやっておられたので、これは本物だ! と感じ、煉功の音楽がとても懐かしく、おもわず涙が出そうになりました。私はこの煉功音楽が聞きたい! と思い、同修に「煉功のCDがあればください」とお願いし、家に持って帰って聞きながら、今度はやめずに続けよう!と決心しました。

 2年前の冬のことです。私は忙しく夕食の準備をしていました。ほうれん草をゆでていました。茹であがって鍋の熱湯を流しに捨てようとしたとき、そばにいた主人が急に立ち上がり、ぶつかりそうになったので、私は慌てて熱湯を自分の手にかけてしまい、火傷をしてしまいました。すぐに水で冷やしましたが、どんどん赤くなりました。冷やしながらあることに気がつきました。今までの私だったら、主人に向かって「父さんが急に立ち上がるから、火傷してしまった。父さんのせいよ」と言ったに違いありません。でも今、私は修煉しているので、そんなことは言わないで、どうして落ち着いて出きなかったのだろう?ほんの何秒間のことなのにと考えました。「私の不注意でやってしまったことだから私が悪い!」そう考え、時間も遅いので病院に行くのをやめ、家に置いてあったオイルを塗り、その上にラップをして、チリチリと痛みはありましたが、いつものように学法をして寝ました。朝起きて火傷した手を見ると、右手の甲の3分の1が赤くなっていましたが、不思議と痛みはありませんでした。職場にいくと同僚が「ひどい火傷だね。当分治らないよ!」と言いました。何日か過ぎて、火傷の部分がピリピリと剥がれて赤い皮膚が出てきました。その上にまたオイルを塗り、学法をし、煉功してそれを何日か続けました。ある朝起きてみると、私の手は元のいつもの皮膚に戻っていました。私は何回も手を撫でていました。そして、「ああ、きれいに治っている! 師父、ありがとうございます!」と、思わず声に出していました。師父、本当にありがとうございます。

 それから去年の8月6日のことです。みんなで署名活動に参加することになりました。私は少し前から右手の親指から手首にかけてひどい痛みがあり、コップも持てない状態でした。しかし、そんなことは気にせず、真相を伝えるために行くんだ! と決心しました。当日みんなで同修の車に乗せてもらい、平和公園まで行き、朝から道行く観光客に、「お願いします、読んでください!」とチラシを配り、「署名をお願いします!」と声をかけ、一生懸命にやりました。夕方家に帰り、夜いつものように『轉法輪』を読むときに気がつきました。私の右手親指から手首の痛みが消えていたのです。「えっ、治ってる!」と言いながら押さえたりしましたが、痛みは全くなく、思わず「師父ありがとうございます!」と声に出していました。本当に感謝しております。

 それから今年2月頃、左手の指のつけ根の関節が痛くなり、触ると凄く冷たくなっていました。これは浄化して頂いているのだと思い気にしませんでした。しかし、2〜3日して気がつきました。こんなときは内に向けて探さないと! と思い、最近の私はどうだったか考えました。やっていました、悪い事を。職場の人より少し仕事が出来たことを鼻にかけ、天狗になってとんでもない言動をしていたのです。ああ、恥ずかしい、なんて事をしたんだろう。自分のしたことを反省し、今後はあんなことをしないように決めました。何日か過ぎた頃、左手の関節の痛みが消えていました。こうして、修煉とは、自分の不足を探して心性を向上させていくことが大切なのだと分かるようになりました。

 私は今年3月で前の仕事を辞め、新しい職場にかわりました。以前は、あるスーパーの惣菜部で仕事をしていました。最初は皆仲良く、協力的でうまくいっていました。ここ1、2年の間、ある一部の人たちが惣菜の余り物、賞味期限の切れそうなものを家に持って帰るようになり、私にも持って帰るように言いましたが、私はいらない!と断っていました。それがエスカレートし、職場の人達は余ったものを揚げ物等に加工し、パック詰めして持ち帰るようになりました。私はそんなことをもう見るのが嫌になり、職場を辞めたくなりました。そんな時、数年前に一緒に仕事をしていた人と町でバッタリ会い、その人が「誰か仕事したい人いない?」と聞いてきたので、私で良かったらとお願いしました。家に帰って、「私は今の職場が嫌で逃げようとしているのではないか、次の職場で楽をしようとしているのではないか、今の職場でも十分修煉できるのに」と考えると、どうして良いか分からなくなり、「そうだ、師父にお任せしよう!」と思いました。次の仕事の話が順調に進めば、新しく修煉場所を変えても良い、話が進まなければ、今の職場で修煉を続けなさい、と判断させて頂きますと師父にお話させていただきました。今は転職し、新しい職場で修煉しています。

 これからも、三つのことをしっかり行い、一つでも多く自分の良くない心をなくしていき、約10年間、大法から離れてしまっていた分を取り戻す気持ちで、精進していきます。

 
 
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