江西省:2014年上半期 法輪功修煉者の迫害事件が27件発生
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 【明慧日本2014年7月23日】明慧ネットの統計(確認が取れたデータのみ)によると、2014年上半期に江西省で法輪功修煉者が迫害された事件は27件に上った。そのうち、九江市、宜春(ぎしゅん)市での迫害が最もひどいとみられる。

 迫害された修煉者の年齢層から見ると、女性および中高齢者が多い。そのうち、32人が連行され(うち5人はすでに解放された)、8人が不当に裁判にかけられ、4人が尾行され、1人が洗脳班で迫害され、1人が迫害されて死亡した。

 詳しい件数は下図の通りである。

 都市名   迫害された件数         都市名   迫害された件数      
九江 10 37.0% 撫州 2 7.4%
宜春 6 22.2% 鷹潭 2 7.4%
上饒 3 11.1% 萍郷 1 3.7%
南昌 2 7.4% 新余 1 3.7%

 上記は、江西省以外の地区で迫害された2件が含まれる。

 今年4月10日午後、湖北省黄梅県の公安局国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の警官らは江西省九江市官牌夾派出所の警官と連携し、新天地幼稚園に侵入した。園長の謝金平さん(女性)を連行し、当日夜に武漢市の板橋馬湖村洗脳班に移送した。

 同月の23日午前、九江県裁判所は河北省出身の法輪功修煉者・紀淑君さん(女性)に対し、不正裁判を行った。2人の弁護士は法律に基づいて紀さんの無罪を主張し、紀さん自身も修煉してから心身ともに健康になった体験や、長年にわたって非人道的に迫害されたことを述べた。しかし、裁判官は何度も弁護士と紀さんの話を中断し、最後に休廷を宣告した。

 迫害された法輪功修煉者の概況は下図の通りである。

都市名 迫害された日付、機関 迫害された修煉者の状況
九 江 1月13日 都昌県徐埠の派出所 殷育才さん、柳秋生さんが不当連行、判決を下された
1月20日 瑞昌市賽湖派出所  朱貝淑さんが連行されたが、現在解放された
2月20日 廬山区国保大隊  楊玉梅さんが連行された 
3月8日 武寧県公安局  張漢慧さんが連行された 
3月15日 港口派出所  黄引テイさんが連行された 
4月10日 官牌夾派出所  謝金平さんが連行され、武漢板橋洗脑班で迫害された
4月23日 九江県裁判所  紀淑君さんに不当判決 
6月10日 九江県公安局  田海英さんが連行され、逮捕状を発付された 
6月11日 都昌県国保 曹謹さんは嫌がらせを受けた 
都昌周溪派出所  汪火孫さんは嫌がらせを受けた 
宜 春 1月 万載県留置場  郭蘊英さん、彭小玲さんが連行された 
2月25日 高安市被新荘派出所  王士龍さん、朱検英さん、朱小騰さん、鄧さんが連行され、案件は宜豊県検察庁に提出された 
4月2日 樟樹市永太郷派出所  楊賽栄さんと単吉蘭さんが連行されたが、5月に解放された 
4月23 宜陽分局、袁州分局国保 余武平さんは尾行、嫌がらせを受けた 
5月13日 樟樹市の派出所  小萍さん(仮名)が連行された 
5月13日 樟樹公安局  余月平さん、付小円さんが連行された 
上饒 3月15日 德興市国保  儲琪華さん、欧水香さんが連行された 
6月6日 広豊県裁判所  徐静さん、周菊仙さん、李紹貴さん、荘三彩さん、夏宗水さん、周富双さんに不正裁判 
6月13日 広豊県公安国安  呉井軍さん、梁美華さん、熊冬妹さんが連行された
南昌 5月3日 南昌公園派出所  胡水英ともう1人の法輪功修煉者が連行されたが、当日午後に解放された 
5月6日ごろ 胡鳳英さんが死亡 
撫州 1月17日 臨川裁判所  羅建容さんに懲役4年の不当判決 
6月 南城県国保  姚愛英さんは嫌がらせを受けた 
鷹潭 4月5日 余江県公安局  程来花さんが連行された 
6月4日 金溪県対橋鎮派出所  夏転生さんと李さんが連行された 
萍郷 5月2日 南坑鎮派出所  楊素輝さん、肖放梅さん、肖秋文さんが連行された
新余 6月11日  徐金秀さんが連行された

 

 1月から6月まで、江西省で迫害された法輪功修煉者の月別の人数は下図の通りである。

 『中国公務員法』および『法曹機関関係者は案件に終身的責任を負う』の中で、明確にこのように規定されている。「公務員が明らかに違法な決定や命令を執行した場合、法律に従ってその責任を負う」。法輪功の迫害に加担した法曹機関および610弁公室の関係者は、自分の行為に責任をとるべきである。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/7/14/294642.html)
 
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