ニューヨーク:中国領事館前で、15年間続く迫害に反対する集会が行われる(写真)
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 【明慧日本2014年7月30日】ニューヨーク地域の法輪功修煉者は24日夜6時ごろ、中国領事館の前で集会を行い、中国共産党が15年間犯した罪を明らかにした。そして、三退した1億7千万の中国民衆を応援し、米国社会に「中国共産党を解体し、迫害を停止させよう」と呼びかけた。

中国領事館前で集会を行うニューヨーク法輪功修煉者

 1999年7.20、中国共産党の江沢民集団は法輪功へのジェノサイド政策を実施し、全面的な弾圧を行った。残酷な弾圧は今なお続いていている。15年来、法輪功修煉者は理不尽な迫害に直面しているが、「真善忍」の精神に基づき、平和的、理性的に迫害を反対しながら、広く人々に法輪功を紹介している。そのため法輪功は、中国大陸だけでなく、世界100以上の国々に伝えられ、各民族に愛好されている。2004年11月の『共産党についての九つの評論』の出版に伴い、毎日約10万の人々が三退している。

 中国共産党は間もなく滅びる

集会でスピーチをする全世界脱党支援センター会長・易蓉さん

 全世界脱党支援センター会長・易蓉さんは集会で、勇敢に三退した8名に三退の証明書を授与し、「法輪功の真相が広く伝えられるに従って、中国共産党による法輪功弾圧はもう続けられなくなります。すでに1億7千万人が三退して、中国共産党が滅びる時は間もなくやって来ます」と述べた。

 15年間の残酷な迫害で、自分の信念を固める

自らが受けた迫害を述べる法輪功修煉者・秦鵬さん

 秦鵬さんは1995年から法輪功を学び始めた。1999年に清華大学に入ったが、法輪功を修煉しているという理由で、強制的に休学させられた。その後、秦さんは拘束され、様々な残酷な拷問を受けた。河北高陽労働教養所で秦さんを迫害した刑務官は、「秦鵬、おまえが今受けている拷問はまだ序の口だ。我々は更に残酷なものを用意して、必ずおまえたちを転向(法輪功をやめさせる)させる」と脅かした。

 残酷な拷問「小さな腰掛」

法輪功修煉者・王慧珍さんが中国共産党に迫害された時の拷問器具

 中国大陸からアメリカに来たばかりの王慧珍さんは、集会で掌ほどの腰掛を皆に紹介した。この腰掛は、天津梨園刑務所で、李遠という刑務官が法輪功修煉者を転向させるため、発明した刑具である。この拷問を受けた法輪功修煉者は、朝6時半から夜9時半まで、この腰掛を座らされ、体、首、頭を全てまっすぐにさせられ、そして瞬きすら許されず、両足間に紙を挟むことを強要される。もし紙を落とすと、スタンガンで電気ショックを与えられる。

 法輪功修煉者は中華民族の精神を継承する

 天安門事件の元リーダー、張健さんは法輪功修煉者に、「あなた達を愛しています。中国共産党による、あなた達の精神や肉体への迫害について、あなた達は立派に向き合い、中国系の人々がいる所、中国政権のある所であれば、法輪功修煉者の声が聞こえます。あなた達は中華民族の精神を継承しました。法輪功への迫害は、必ず法律の裁判を受けるし、天からの裁きも受けます。江沢民、李東生、周永康などの歴史の罪人は、ある日きっと中華民族に謝罪します。世界は法輪功を必要とし、法輪功修煉者を必要としています」と述べた。

 ニューヨーク市民:迫害は必ず停止する

真相を聞く医療業界のエンジェルさん(右)

 集会の現場では、多くのニューヨーク市民は足を止め、法輪功の真相を聞いたり、写真を撮ったりした。

 医療業界で働くエンジェルさんは法輪功修煉者に、「生体臓器狩り、臓器売買は許されません。私はネットで調べて地元のメディアに伝え、より多くの人がこの罪を知るようにします」と言った。

 エンジニアのレジーさんは、「この迫害は残酷すぎます。しかし中国共産党なら、驚くことではありません」と語った。彼はもっと多くの西洋人が法輪功を知ってほしいと思い、「これは国際の問題ですから」と語った。

 華人:中国共産党は邪悪だ

 フィラデルフィア市のテンプル大学を卒業したばかりの王さんは最初、法輪功修煉者に対して生体臓器狩りが行われていることを信じず、人間の行為ではないと思っていたが、ネットで文章、映像、専門家のインタビューなどを調べ、証拠を深く探すなかで信じるようになった。彼女は「ある調査によると、2000年以降、中国で死刑判決が下されることは少ないのですが、臓器移植の件数が急激に増えています。これは現状に合わないと思います」と語った。「この事実はナチス・ドイツの収容所より残酷です。ナチスは外国人を迫害しましたが、中国共産党は自分の民族を迫害するなんて、邪悪です」と王さんは補足した。

 集会の現場では、通りすがりの多くの華人が三退し、集会が終わった後、法輪功修煉者は中国領事館の前で、迫害により命を落とした修煉者を哀悼した。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/7/22/294996.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2014/7/23/2179.html)
 
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