怨む心を取り除き、母も法輪大法の修煉を始める
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文/南京市の新しい大法弟子

  【明慧日本2014年8月5日】私は25歳で、ネット封鎖を突破して初めて法輪大法に出会った新しい修煉者です。

 数カ月前の早朝、出勤しようとした私を引き止めて、妹がとても焦った様子で言いました。「早く、お母さんの様子を見に来て!」。その朝、母は頭痛があり、嘔吐したばかりで、その時は部屋の中を行ったりきたりしていました。母は勤めている会社の住所を忘れ、先ほど何をしたのかも忘れているようでした。記憶喪失です!

 母は今年53歳です。母は幼いころに脳炎を患い、その後、脳血管系の持病となりました。頭痛発作が周期的にあり、発作時は頭が割れるほど痛み、病院もお手上げ状態でした。しかし、今回は特にひどいようです。

 妹を先に学校に行かせ、私は休暇をとって家で母の面倒を見ることにしました。母は一生懸命に記憶を取り戻そうとしていました。しかし、頭痛はますますひどくなりました。私は母の会社に連絡し、休みを取りました。その後、母を落ち着かせ、何も考えず、9文字の言葉、「法輪大法好」(法輪大法は素晴らしい)、「真善忍好」(真善忍は素晴らしい)と念じるように勧めました。そして、私は心の中で師父のご加持をお願いしました。

 母は私の言う通りに念じてから、ベッドに入りました。

 私は心を静め、このことの原因を考えてみました。師父は説法の中でおっしゃいました。「問題があったときに内に向けて探すことは、大法弟子と常人との根本的な違いなのです」[1]。この件も偶然に発生したわけではなく、必ず私に原因があると思いました。私は内に向けて探し、怨む心が見つかりました。私は自分でも気づかないうちに、よく母を怨んでいました。母の作った食事がおいしくないと言ったり、家事がしっかりできていないと言ったり、家がきちんと整頓されてないと言ったりしました。私は長い間、これが執着心だと気づきませんでした。

 私は子供として「親孝行」も、大法弟子として「善」と「忍」もできていませんでした。慈悲に至ってはなお更です。しかし、この件を通じで私は自分の汚い心に気づいた時、恥ずかしくてなりませんでした。ベッドで熟睡している母を見て、私は母が哀れでなりませんでした。

 お昼過ぎ、母は徐々に物事がはっきり分かるようになってきました。

 翌日、母は正常に戻り、出勤しました。私はその日から恨み言を一言も口にせず、そのような考えを持たないようになりました。家事もできる時に手伝っています。その後、母は法輪大法を学び始め、毎日「法輪大法好」「真善忍好」と念じています。

 今の母は健康になっただけでなく、顔色も良く、もっと若く見えるようになりました。母は今の自分は幸せそのものだといつも言っています。私は私たちが師父によって済度された生命であり、私たちは最も幸運です。母も頷いて、敬虔に目を閉じ、「李洪志師父、感謝致します!」と言いました。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『精進要旨』「大法山東輔導站へ」

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/7/18/294757.html)
 
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