黒竜江省の裁判所 秘密裏に判決下す(写真)
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 【明慧日本2014年8月6日】黒竜江省牡丹江市の愛民区裁判所は、法輪功学習者・関日安さん、張玉堂さんに対する裁判を秘密裏に開廷した。先月9日、裁判所は2人に裁判の結果を伝えたが、判決書は渡されなかった。その後、2人の弁護士と家族は上訴した。

 関さんは法輪功を学ぶ前は全身に重い乾癬(かんせん)を患い、治療しても効果がなかったが、法輪功を修煉してから、全身の乾癬が消え、心身ともに元気になり、幸せな日々を過ごせるようになった。

关日安
関日安さん

 しかし、法輪功を学んでいるとの理由で2000年3月、関さんは牡丹江労働教養所に強制収容された。教養所で激しく殴られたため、関さんは意識がもうろうとなり、極度に痩せ、失禁状態になったため、家に帰された。

 2002年1月、関さんと妻の趙欣さんは自宅で、市公安局愛民分局の警官に拘束された。警官は家宅捜索をして、関さん夫婦が商売に使っている道具などを没収した。

 同年7月26日、裁判所は家族と弁護士に知らせず、秘密裏に関さん夫妻に対して開廷し、実刑判決を言い渡した。関さんは牡丹江刑務所、趙さんは省女子刑務所に収容され、上訴することは許されなかったという。

 今年4月2日午前、牡丹江市国保大隊(法輪功迫害の実行機関)と東安区分局の警官10数人は、関さん夫婦の自宅のドアを破壊して不法侵入し、再び関さん夫妻を拘束し、家宅捜索をした。

 6月中旬、愛民区裁判所は家族に通知せず、関さんと張さんに対して裁判を行なった。数日前に家族は、公安局、610弁公室、検察、裁判所へ行って裁判の日程を聞いたが、誰も返答しなかった。

 7月1日午前、関さんの弁護士は愛民区裁判所に行き、関さんの件について聞いた。しかし、裁判官は関さんの案件を受け取っていないと言い、弁護士に悪辣な態度で接した。弁護士は事務局に行き、案件について問い合わせたが、関さんの案件はないと言われた。

 同日午後、弁護士は留置場へ行き、関さんと面会した。面会で「2週間前に留置場で愛民区裁判所は関さんと張さんの裁判を秘密裏に開廷した」ということを知った弁護士は、「法律を無視した違法行為だ」と関係者らを非難した。

 7月8日午後、弁護士は再び関さんとの面会を求めたが、面会を許されなかった。

 7月9日、区裁判所は裁判の結果を関さんと張さんに言い渡したが、裁判書を出すことを拒否したという。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/7/26/295210.html)
 
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