7.20反迫害 シカゴ中国領事館前で抗議活動(写真)
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 【明慧日本2014年8月9日】法輪功の反迫害活動は今年で15周年を迎える。先月19日午後、シカゴの法輪功学習者は中国共産党のシカゴ総領事館前に集まり、再度迫害を停止するよう呼びかけた。アメリカ中部の法輪大法学会の責任者・楊森さんは、「15年来、迫害は依然として発生しているが、中国共産党は正義の声と『真善忍』を封じ込めることはできなかった」と語った。また、米国下院外交委員会は7月30日、法輪功学習者に対する違法拘禁、拷問、生体臓器狩りなどの犯罪を停止するよう中国共産党に求める281号決議案を審議し可決した。

シカゴ総領事館前で中国共産党の迫害に抗議

アメリカ中部の法輪大法学会の責任者・楊森さんのスピーチ

通行人は足を止めて法輪功の真相を聞く

 清華大学の学生・虞超さんは集会の中で、天安門広場へ陳情に行き、横断幕を掲げたり、法輪功の資料を印刷し配布したという理由で、2000年と2002年に相次いで拘束され、それぞれ懲役1年と懲役9年の実刑判決を下された。虞さんは刑務所の中で受けた様々な拷問や、長時間にわたり洗脳ビデオを見せられたことなどを述べた。

 アメリカ中部の法輪大法学会の責任者・楊森さんは取材に対して「法輪功は中国及び世界で最大の良心の囚人(注)です。国際人権組織、国連と多くの西側諸国は、中国共産党が犯した人権を侵害する様々な犯罪を記録しており、その中には4千人近くの法輪功学習者が迫害によって死亡した実例が含まれています。多くの家庭が迫害のために崩壊してしまいました。また、6万人を上回る法輪功学習者が、中国共産党の国立病院、特に軍の病院で臓器を摘出され、これは人類の歴史上最も血生臭い罪悪になっています。同時に、中国共産党は国際社会に対して犯罪行為を隠蔽し、西方諸国のメディアに対しては脅迫や利益での誘惑を行い、これらはすべて証拠と記録があります」と語った。

 調べによると、複数の米国下院議員は共同で、法輪功学習者に対する違法な拘禁、拷問、生体臓器狩りなどの行為を停止するよう中国共産党に求める281号決議案を提出し、先月30日に米国下院外交委員会で可決された(その後、下院に送られて議員全員の投票で成立するかを決める)。200人近くの議員が署名し、イリノイ州の議員は今回の7.20の集会に出した手紙の中で、「281号決議案の署名者の一人になれて、とても誇らしく感じています。決議案の提案者は人権問題上で米国がリーダーシップを発揮すべきだと考えており、同時に、人権を侵害する者に行なったこと全ての責任を取らせます」と書いた。

 注:良心の囚人とは国際人権団体アムネスティ・インターナショナルが提唱している概念で、非暴力であるが言論や思想、宗教、人種などを理由に不当に逮捕された人をいう。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/7/21/294969.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2014/7/25/2227.html)
 
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