西安市の派出所警官の暴力行為
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 【明慧日本2014年8月11日】陝西(せんせい)省西安市の昆明路派出所は先月17日、袁光武さん夫婦などの法輪功学習者を連行した。二日後の19日午前、袁さんの家族と親戚は派出所に行き、袁さんとの面会を求めたが、警官に暴行を受け、袁さんの娘2人は拘留された。警官は暴力を振るった後、「俺らは暴力で法を執行する機関だ」と暴言を吐いた。

 袁さん夫婦は西安市でアルバイトしていた。先月17日午前、派出所の警官は袁さんの借家に不法侵入し、袁さん夫婦と袁さんの家を訪ねていた学習者数人を連行した。警官は見物に来た人々に「捕まった人たちは殺人犯だ」と嘘をついた。

 警官は袁さん夫婦を連行したことを家族に知らせなかった。そのため、二日後に袁さんの家族はやっと袁さん夫婦の行方を知った。袁さんの子供たちと親戚は袁さん夫婦が連行された原因を探るため、7月19日に昆明路派出所へ行き、袁さん夫婦との面会を要求した。派出所の当直警官は「袁光武夫婦は派出所にいない」と言い、少し待つようにと言った。そして、警官はどこかに電話をかけ、出入り口に立って、もう1人の警官にドアを閉めるよう指示した。

 警官の怪しい行動を見て、家族と親戚は「食事をして来る」と言い、外に出ようとしたが、警官に止められた。しばらくして、約10数人の警官が上から降りてきて、出ようとする袁さんの息子の服を引っ張ったが、息子は派出所から出られた。袁さんの長女は警官に押し倒され、首と足腰を足で踏まれた。ドアを開けようとした妹も警官に部屋に引っ張られた。そして、姉妹は手錠をかけられた。

 姉妹はともに負傷した(下記の写真を参照)。妹の手には深い傷があり、血が流れていた。

 

   姉妹は警官に「私たちは両親に会いに来ただけで、法を犯していません。なぜ、私たちを拘留するのですか」と問いかけたが、警官に「俺らは暴力で法を執行する機関だ。お前たちが法を犯したと俺が言えば、犯したことになるのだ」と暴言を吐いた。

 その後、姉妹は別々の部屋に拘禁され、尋問を受けた。警官は長女に「お前も法輪功か」と聞き、長女は回答しなかった。そして、警官はわざと長女の前で法輪功創始者の写真2枚を焼き、創始者を罵って、長女に平手打ちを加えた。妹も警官に暴力を振るわれた。

 数時間、苦しめられた長女は嘔吐し、一時的に意識不明に陥った。

 その後、姉妹は解放されたという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/7/29/295320.html)
 
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