上海市で資料配布 法輪功学習者に不当判決
■ 印刷版
 

 【明慧日本2014年8月18日】上海市の宝山区裁判所は先月10日、6カ月間不当に拘禁されていた法輪功学習者・陳玉新さん(50代男性)に対して開廷し、懲役3年6カ月の不当判決を宣告した。その後、陳さんは上訴すること決めた。

 法廷で陳さんは自己弁護をするとき、裁判官に何度も中断させられた。

 裁判の後、上海市宝山区610弁公室、派出所、住民委員会のメンバーらが、陳さんの家族に「上訴するな。上訴したら、刑期を延長されるぞ」と脅迫しながら、陳さんの息子に「いつも誰が家に来ているのか教えろ。名前を教えれば、お前によい就職先を手配してやる」と言って情報を聞き出そうとした。

 陳さんは台所、トイレ設備の修理などの仕事をしている。1996年に法輪功を学び始めた陳さんはいつも「真、善、忍」に従って厳格に自分を律し、誠実で公平な商売をしてきた。陳さんは常にお客様に対して礼儀正しく周到で、仕事をやり遂げたため、たくさんの人から信頼を得た。

 1月4日夜、陳さんは法輪功の資料を配っていた際、警官に連行された。警官は陳さんを連れて陳さんの自宅へ行き、家宅捜索を行った。そして、自宅にあった法輪功関連書籍、法輪功の文言が書かれた紙幣などを没収した。1カ月後、宝山区検察院は陳さんに逮捕状を出した。

 陳さんの妻は陳さんの解放を求めるため、いろいろな所を訪ね、数万元を騙し取られたが、陳さんは解放されなかった。

 陳さんは拘禁されて6カ月間、家族との面会を許されず、手紙を書くことも許されなかった。

 先月10日、陳さんの裁判に、陳さんの地元の江蘇省610弁公室の警官が傍聴していたという。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照) 

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/8/1/295443.html)
 
関連文章