遼寧工業大学の講師 不当判決を宣告される(写真)
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  【明慧日本2014年8月19日】遼寧省工業大学の講師である法輪功学習者・苗暁坤さん(40歳女性)は先月7日、再び錦州市610弁公室の白、李らにより不当に連行され、現在、錦州市留置場に拘禁されている。市内の古塔(ことう)区裁判所は、苗さんに懲役3年の実刑判決を宣告した。

 連行の際、警官は苗さんの足を強引に引っ張ったため、苗さんは頭を階段で打ち大けがを負った。市留置場まで連行された時、苗さんは意識を失っていた。

拷問の再現:引きずられる

 苗さんは中国共産党が法輪功に対する迫害を開始した後の1999年11月、古塔区委員会、区政府、古塔区公安支局により洗脳班まで連行されて迫害された。さらに、馬三家労働教養所まで移送されて労働による思想改造を受けた。

 事件の詳細

 昨年の夏、苗さんはインターネット上で法輪功迫害の真相を伝えたため当局に監視され、今月7日、錦州市610弁公室の白、李ら警官に留置場まで連行され、家にあったパソコンなどの私物をすべて没収された。その後、苗さんは再び市留置場に移送されて拘禁された。

 白、李は、苗さんをひどく迫害することを企てていたが、市検察局は証拠不足で逮捕状を発付しなかった。苗さんは20日間余り不当に拘禁された後、解放された。

 しかし、白、李は「逮捕すべきなのに、なぜ許可しないのか?」と憎々しげに言い、李は苗さんの姉を脅して「おまえの妹に懲役10年の判決を下してやる!」と言った。間もなくして、白、李はでっち上げた証拠を古塔区検察局に提出し、苗さんを無実の罪に陥れた。

 昨年12月末、検察局は苗さんに起訴状を渡した。今年1月初め、裁判所は苗さんに裁判の知らせを出した。1月15日午前、古塔区裁判所で苗さんに対する裁判を行う予定だったが、苗さんの勤務先の交渉により裁判は取り止めとなり、苗さんは無事に帰宅できた。

 先月7日、苗さんは再び白、李により連行された。現在、苗さんは錦州市留置場に拘禁されており、古塔区裁判所はすでに苗さんに対して懲役3年の不当判決を宣告したという。

 

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/8/3/295533.html)
 
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