河北省の留置場 法輪功学習者と弁護士の面会禁止
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 【明慧日本2014年8月19日】河北省衡水(こうすい)市の法輪功学習者・張喜珍さん、孫素英さん、劉兵兵さん、張洪国さんなどは5月30日、警官により不当に連行された。その後、裁判所・検察庁・公安局は互いに結託し、張さんに対して令状のない逮捕から法的根拠のない拘禁、罪のない判決までの不法行為を行い、さらなる迫害を企てた。

 7月20日、喜珍さんは衡水市留置場を訪れた弁護士と会うことを禁止された。そのため、翌日まで上級機関に訴え交渉していた弁護士は再び留置場へ行き、やっと尋問室で張さんと会うことを許された。しかし、弁護士は尋問室に犯人ではない自分と学習者を連れ込もうとする施設側の悪意を非難し、面会を拒否した。

 7月30日、孫さんの弁護士は衡水市留置場で孫さんとの面会を申請したが拒否された。そして120キロも離れた景県公安局に辿り着き、留置場における面会の手続きを終えてから、再び施設に戻った弁護士は、孫さんと会うことを許された。

 8月1日、劉さんの弁護士は棗強(そうきょう)県留置場へ行き、朝から劉さんとの面会を申し出たが拒否された。留置場や検察庁、公安局を往復して、劉さんの人権を訴え続けた。同日の午後まで求め続け、午後4時頃に検察庁の許可を得て、劉さんと会うことを許された。

 8月6日、洪国さんの弁護士は、棗強県留置場へ行き、面会を申し出たが、留置場側に妨害されたり、拒否されたりして追い払われた。そのため、検察庁に駆け付けて面会を拒否した留置場側の不当性を訴えた。しかし、留置場と検察庁は互いに結託し、張さんを罪に陥れようとし、弁護士がいくら訴えても、何の対応もなかった。弁護士は、検察庁の対応を非難し、その違法性を訴えた。最終的に、圧力をかけられるなか、検察庁に面会を許可され、張さんは弁護士と会うことができたという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/8/11/295857.html)
 
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