遼寧省の法輪功学習者 迫害され心臓病患う
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 【明慧日本2014年8月25日】遼寧省盤錦(ばんきん)市の法輪功学習者・馮秀梅さん(女性)は、拘禁されてからすでに11カ月が経過した。迫害された馮さんに心臓病、高血圧の症状が現れたため、家族は何度も無罪解放を要求したが、地元の裁判所は拒否した。

 馮さんは法輪功を学び始めてから心身ともに健康になり、性格も穏やかで周りから高い評価を得ている。

 昨年8月21日、馮さんは自宅から不当に連行され、パソコン、電話、1万元近く(およそ13万円)の現金、預金通帳、キャッシュカード、身分証明書などの私物を没収され、11カ月間拘禁された。その期間中に3回、裁判が行われた。

 今年5月7日、立つことすらできなかった馮さんは裁判を開廷された。裁判の前に、警官は馮さんの弁護士を非難し、開廷10分後に法廷側は裁判を延期し、「案件を検察庁に提出する」と宣告した。同月29日午前、盤錦市大窪裁判所は馮さんに対して2回目の審判を行った。弁護士は「開廷3日前に起訴状および召喚状を受けていないのは法律違反だ」と非難した。そのため、裁判長はやむ得ず休廷し、案件を延期した。先月25日、大窪裁判所は馮さんに対して3回目の審判を行い、再度弁護士を非難した。しかし、弁護士は証拠はねつ造であることを証明できた。その結果、裁判所側は「後日判決を言い渡す」と宣告した。しかし、未だに音信がない。

 今月7日、馮さんの母親(70代)は地元の裁判所を訪ね、馮さんとの面会を要求したが、担当者が会議中との理由で母親を待たせた。馮さんの母親は午前9時~午後2時まで待っていたが、担当者からの連絡は一切なく、仕方なく帰宅した。

 翌日、馮さんの母親は再び担当者に連絡したが、担当者は馮さんの案件について相談する必要がある、上司に報告しなければならないとの理由であわてて電話を切ったという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/8/10/295822.html)
 
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