遼寧省の夫婦が不当拘禁 息子と母親は死亡
【明慧日本2014年8月28日】遼寧省の法輪功学習者・趙宏娥さんと夫・唐義清さんは1999年7.20以降、法輪功への弾圧政策のもとで繰り返し連行され、拘禁された。一方、夫婦の母親・遅美芹さんも8回家宅捜索され、深刻な嫌がらせを受けた。
2007年9月頃、趙さん夫婦は強制連行に遭った。そして、2人に懲役8年と9年の不当判決が下された。
遅美芹さん
趙さんの息子・唐詩雨さんは小さいから両親と離れ離れの生活を強いられ、両親が迫害されたことにショックを受けて精神的に不安定となった。2003年5月25日、心臓病を発症してこの世を去った。享年わずか14歳。
遅さん夫婦は長年、娘夫婦が迫害されていることに精神的に大きな圧力をかけられた。2012年、遅さんの夫は脳血栓を発症して歩くことができなくなった。
遅さんは以前から、娘と面会するため、はるばる遠く離れた遼寧省女子刑務所を往復してきた。しかし、法輪功学習者という理由で、娘と一度も面会を許されなかった。
こうして、遅さんは孫の死去、娘夫婦の迫害、夫の病気などで苦痛の限界に達し、身も心も疲れ果て、今年5月20日、息を引き取った。