不当拘禁の男性が音信不通 家族も拘束(写真)
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 【明慧日本2014年9月4日】河北省ライ水県の法輪功学習者・信廷超さんは懲役3年の不当判決を宣告され、北京市大興(だいこう)区の天河刑務所に拘禁された。先月15日、家族が信さんとの面会に行ったとき、信さんは河北省唐山刑務所に移送されたことが分かった。刑務所へ面会に行く途中、信さんの妻や娘など5人が連行され、うち3人は不当に拘禁された。

信廷超さん

 昨年6月14日、北京市でアルバイトをしていた信さんは亜運村派出所の警官により不当に連行され、市留置場・第一留置場などに拘禁された。12月に同市朝陽区の温楡河裁判所に懲役3年の不当判決を宣告された。今年3月3日、天河刑務所に移送されて拘禁された。

 先月15日、家族は天河刑務所へ面会に行ったが、「信廷超は7月29日に、 保定市のキ 中刑務所に移送した」と告げられた。

 先月19日、家族はキ中刑務所に行ったが、信さんは「いない」と言われ、それから太行刑務所にも行ってみたが、「いない」と言われたという。そこで、家族は再び天河刑務所に戻り尋ねたが、「移送した」と言われた。天河刑務所と他の刑務所は互いに責任をなすりつけ合っている状況だ。

 先月26日、信さんの妻・王術琴さんと娘・信夢適さん、家族・李春慧さん、劉賓華さんはタクシーで天河刑務所から唐山刑務所へ行った。そして、信さんは唐山刑務所第2大隊に拘禁されていることが分かった。

 ライ水県の国保大隊(法輪功迫害の実行機関)に尋ねると、信さんは確実に唐山刑務所に拘禁されていることが分かった。

 午後5時頃、信さんとの面会に行った5人は高速道路の入り口で止められて捜査され、曹飛甸南岩区派出所まで連行され、健康診断を受けるよう強要された。タクシードライバーも身柄を拘束され、先月26日夜に解放された。

 27日午後、警官は信さんの家族3人を留置場まで連行し、5日間不当拘禁した。その後、信さんの娘は解放された。

 先月27日、ライ水県公安局の国保大隊長が信さんの娘に「示談に来るように」と要求したという。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/8/29/296642.html)
 
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