吉林省で市民478人が署名 法輪功学習者の解放求める
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 【明慧日本2014年9月5日】吉林省舒蘭市の610弁公室、検察院、裁判所などは互いに結託し、昨年10月7日に法輪功学習者・李継峰さんに懲役6年の不当判決を下した。

 李さんが連行されてから、地元の人々は署名をして李さんの解放を求めた。

478名村民的联名呼吁释放李继峰
478人の署名

 昨年6月10日、蓮花郷総合管理室の職員・楊文学は幼稚園を経営している法輪功学習者・梁万林さんの家を訪れた。梁さんは法輪功の功法を練習しているときだったので、楊が家に来たことに気づかなかった。それに怒った揚は、梁さんを連行するよう警官に電話した。そして、午 後4時過ぎ、舒蘭市国保大隊(法輪功迫害の実行機関)、蓮花郷派出所の警官が梁さんの住む村に来て、真っ先に法輪功修煉者・李さんの家に不法侵入して李さんを連行し、李さんの家にあった現金1200元を押収した。

 それから、警官らは法輪功学習者・曲洪祥さんに行き、曲さんを連行しようとしたが、留守だったため、連行できなかった。その日の夜、曲さんの妻が家に帰ったとき、警官は曲さんの自宅に不法侵入し、いろいろな所を撮影し、浴室にも入って調べた。

 夜9時過ぎ、警官らは再び李さんの自宅に侵入し、李さんの息子(法輪功を学んでいない)を連行し、李さんの妻に「明日、お前の息子の嫁も連行してやる」と脅迫した。当時、息子の嫁は子供を生んだばかりだった。

  李さんは連行されて南山留置場に拘禁された。地元の人々は李さんが拘禁されていることを知って、次から次へと、李さんの解放を求める文書に拇印を押し、署名もした。地元の人たちは「李さんは、私たち蓮花郷でとても良い人だと知られています」と言い、「李さんは年中、黙々と数キロメートルの交通要路 を掃除していました。夏に雨が降ったとき、李さんは路上に溜まっている水を取ったり、雨で路面に穴が開いたところを砂で埋めたり、冬に雪を除雪したりしてくれていました。こんな李さんを拘禁するなんて、本当に理解できません」と話した。

 李さんの家族と友人は、478人の署名を添付した李さんの解放を求める文書を持って、舒蘭市市長に会った。しかし、市長は責任を回避し、「610弁公室に行きなさい」と家族たちを追い出した。その後、家族と友人は610弁公室に行ったが、610弁公室の警官に脅された。

 昨年10月7日、舒蘭市裁判所は李さんの家族に知らせず、李さんに対して秘密裏に懲役6年の実刑判決を言い渡したという。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/8/22/296338.html)
 
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