大法のプロジェクトの中で成長する(二)
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文/シドニーの大法弟子

 【明慧日本2014年9月6日】

 三、師父が按排なさったすべての機会を大切に

 今年の三月に突然学校から電話がかかってきて、校長が主催したお茶会に招待されました。娘が通っているのは、イギリスを除き全世界でトップ5に入るオーストラリアで最も良い私立の寄宿学校です。オーストラリアの首相の孫や、全中国首席代表の娘、Domayneのオーナーの娘などもこの学校に通っています。

 お茶会で、校長は六年前に私の隣に座り、その時私はiPadで彼女に娘の写真を見せたと話しました。このように言われ、私は嬉しく感じました。過去の六年間では、学校の大小さまざまな行事活動にはできる限り参加するようにし、常人に大法弟子の人格を知ってもらいたく、そして彼らに真相を理解してもらいたかったのです。それを過去六年間続けてきましたが、時には、自分の努力は一体意味があるのかどうかを疑ってしまいます。どの活動に校長が参加するのかしないのかすら全く知りません。しかし、弟子がやろうと思えば、師父は道を開いてくださるのです。この六年間の大小様々な活動で、校長あるいは理事会のトップが私の周りに現れました。ある時、校長の中国人の友人が突然「消えた」のです。それはその活動の二か月前に起こったのです。その晩、「中国は安全だと思いますか」と、校長に聞かれました。それは校長に真相を伝えるとても良い機会でした。その晩、ほかにもたくさんの保護者がいましたが、おかしなことに、校長に会いに来ようとする保護者は一人もおらず、我々を邪魔しに来る人はいませんでした。また、ある時、学校の理事会のトップが彼らの学校に北京の生徒と交流に行った生徒がいると言い、私はすぐに「あなたは自分の生徒を汚しています」と、言いました。彼は中国の教育に問題があると頷いたのです。こうして、毎日、毎月、毎年少しずつ続けてきました。

 今年でやっとこの疑惑を打ち消すことが出来ました。校長が主催したお茶会で、六組の保護者のみ招待され、師父からの励ましだと心から思いました。

 それから、我々の雑誌は娘の学校の海外からの交換留学生の宣伝パートナーとなりました。学校側は、80人ほど出席していればよいと思っていましたが、その結果、130人を上回ったのです。私を見かけるなり、我々の雑誌のおかげだと校長に言われました。これは学校の理事会の総帥から校長まで、大法と大法弟子へ態度を正しく示してくれたことで、正しい選択をし、最後にはそれなりの福を得られるのだと理解しました。

 「もちろん、このことは人間の行為に反映されます。常人はこの人の雰囲気が違うと感じ、大法 弟子がとても優しくて親近感があると思うようになります。何といっても修煉者なので、周りの場は完全なる善なものです。常人にはそれがないのです。この点において違いがあり、人間も感じられます」(『二〇一三年大ニューヨーク地区法会での説法』)と、師父はおっしゃいました。

 活動終了後、校長は学校の週刊新聞で、これまでにない丸ごと一面を使い、我々への感謝を表しました。最も我々を感動させたのが、普段は私が修煉していることであまり喜ばない何人かの中国人保護者が、自ら私に連絡し、敬意を表したのです。生命がまたもや大法を尊敬することに感動しました。真相を伝える中で、大法弟子のすべての苦労は決して無駄にはならないことを体験したのです。師父の慈悲に感謝いたします。

 過去の2、3年間で、最大限に衆生を救い、師が法を正すことを手伝うためには、同修との隔たりをなくすことであると悟りました。つまり自ら修め、自我と同修へのすべての要求をなくし、根気強く、善意に同修と交流し、自分を突破することで、よりよく同修と協調することができ、漏れのない全体になれるのです。「今年の修煉上での突破はまず自ら同修との交流から始めます」と、私は当地の責任者に話しました。

 我々がどの業界から来て、どの背景や年齢、経歴を持ち、どの項目に参加しても、真、善、忍をもって同じ法を勉強し、同じ願いのために努力し、我々の精進と衆生を救い、師の法を正すことを手伝う決心を持っていれば、我々の妨げとなるものは決してないのです。

 「くれぐれも自分が修煉している人だと忘れてはならず、この修煉の基礎があるから人を救うことができ、この修煉の基礎があるから、正念が強くなり、人を救うことができ、このことを行うことができます。ですから、個人の修煉をおろそかにしてはなら ず、いつになってもこれは変わらないことです」(『二〇一二年米国首都国際法会での説法』)と、師父はおっしゃいました。

 これからの修煉の道で、初めのころのように自分を修めることができ、同修と共に精進し、協調し合い、ともに法を正す時期の大法弟子の使命を成し遂げていきたいと思います。

 (完)

 
(中国語:http://minghui.org/mh/articles/2013/11/3/282179.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2013/11/10/143122.html)
 
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