広州市の学校職員 不当裁判に直面(写真)
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 【明慧日本2014年9月6日】広州市天河(てんが)区裁判所は先月29日午前、法輪功学習者・孫波さんに対して不当裁判を開廷した。孫さんは、法廷審問に対して一切返事をしなかった。そして、弁護士の無罪弁護に対して非常に良かった」とお礼を言ったという。

 孫さんは華南師範大学付属中学校保健室の職員である。3月11日、孫さんは勤務中に広州国安及び地鉄派出所の警官らにより連行されて広州市第一留置場に拘禁され、重労働を強いられた。

 天河区裁判所は先月29日、孫さん対する裁判を開廷した。午前9時30分に開始予定だったが、裁判所は理由もなく時間を遅らせ、午前11時30分頃に開廷し、時間を短縮して適当に終わらせようとした。

拷問の実演:手錠足かせ

 孫さんは手錠と足かせをかけられたまま裁判所に連れて行かれた。弁護士は裁判所に対して「最高裁判所の司法によると被告に手錠と足かせをかけることは違法である」と指摘し、「すぐに外すように」と要求した。しかし、裁判所は孫さんの手錠しか外さなかった。

 弁護士は「法輪功を迫害する610弁公室は不法組織で、ヒトラー時代のゲシュタボのようである。信仰の自由は全世界で生まれながらにして持つ普遍的な権利と認められている。論より証拠で、法輪功は世界100カ国で認可・保護を得ており、1億人の愛好者がいる。邪教ではなく、合法でありながら本来法律で守られるべきだ。孫さんは法律実施を破壊したとされているが具体的にどの法律、何条の条例に違反しているかも示されていない」と、孫さんのために無罪を弁護した。

 弁護士の発言は何度も裁判官に遮られた。弁護士は「裁判所から追い出されてもいいのですが、しかし、これは法律から与えられた権利です」と述べた。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/8/31/296710.html)
 
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