カナダ・ハミルトンで「真善忍美術展」開催(写真)
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 明慧日本2014年9月15日】カナダのオンタリオ州ハミルトン市では現在、「真善忍国際美術展」が開催されている。3日の開幕式にはカナダの国会議員などの来賓が出席し、スピーチの中でより多くの人が中国共産党による法輪功迫害に関心を持つよう訴えた。

图:观众们在加拿大汉密尔顿市市政厅观赏真善忍美展
ハミルトン市庁舎で真善忍美術展を鑑賞する人々

 ウェイン・マーストン氏(カナダ下院議員)のスピーチによると、何度も国会での人権に関する公聴会に参加したので、法輪功迫害の実情を知っており、その残酷さは信じられないほどである。例えば、生体からの臓器摘出、さらにその臓器を売買してお金を儲けている。多方面の調査によると、法輪功学習者が生体臓器狩りの対象になっていると述べた。

 ウェイン議員は法輪功学習者が残酷な迫害に直面していながら、どこまでも耐え抜く精神や平和的な抗議を行う姿に感心しているという。議員はまた「北米には法輪功迫害を知らない人もまだたくさんいるため、このような美術展を開催するのは大切なことです」と述べた。

 作品に感動する人々

图:非营利组织Fix
作品を鑑賞する、非営利団体の創設者・代表執行役のリンダさん

 非営利団体「Fix Our World」の創設者で代表執行役のリンダさんは学習者に、「天国のように美しく、精神世界が人を震撼させる作品です」と感想を述べた。

 作品『暗夜の中の灯火』は、親子二人が夜、法輪功の無実を訴えるチラシを貼り付けている。リンダさんはこの作品の前で長く足を止め、学習者に「この作品は生き生きとして、絵の中の人物が私の心に届きました」と語った。

 リンダさんの話によると、「Fix Our World」創立の趣旨は人々に心の平安をもたらすことである。もし人の体と精神、両方のバランスが取れれば、人は楽しく健康に暮らせる。法輪功は心身ともに修煉する功法で、法輪功学習者の心が自由であるため、迫害に直面しても信仰を貫けることが作品を通して分かったという。

图:Ross
『孤児の涙』を見ているボウヤーさん

 ロス・ボウヤーさんは中国で英語教師を務めたことがある。ボウヤーさんは学習者に2007年頃、中国のある大学で英語教師を務めた時、忘れられない体験があると語った。ある日、ボウヤーさんの自宅で30名近くの学生たちとパーティーをした際、ある学生が2枚の法輪功のチラシに気づいた。学生は驚いて「これを持っていてはいけません」と言った。

 その後、半分近い学生が速やかに帰ってしまった。学生たちがなぜそんなに怖がったのか、今やっと分かった。それは恐ろしいことに遭遇することを心配をしていたのだと言った。

 この体験があるからかもしれないが、ボウヤーさんは『孤児の涙』について特別な感情が湧いてきたという。「これは深く感銘を受ける作品だ」、小さな女の子の顔から悲しみ、そして、なぜ親が迫害されて殺されなければいけないのかという気持ちが分かると語った。

 より多くの人が法輪功迫害の実情を知るよう希望する

图:退休教授威廉斯关注法轮功受迫害的事实
法輪功迫害に関心を持つ
ウィリアムズさん

 モーホーク大学を退職したリード・マック・ウィリアムズさんは、2008年から法輪功のことを知っていた。外国で奥さんとパレードを見たとき、法輪功学習者ジェーンさんと知り合った。ジェーンさんの夫は中国で法輪功を修煉したため、迫害されて亡くなった。

 「私たちの心に触れました」とウィリアムズ教授は述べた。その後、ジェーンさんをハミルトンに誘って、モーホーク大学を含む数箇所で講演したという。

 ウィリアムズ教授は、「中国のような大国で、人権の状況がこれほど悪く、法輪功などの団体が迫害を受け、オリンピックを開催するため、1万人以上の人々が追い出される一方で、外国の政治家を誘って無料で旅行している。自国の人権状況を改めるべきだ」と述べた。

 ハミルトン市の「真善忍国際美術展」は23日まで開催されるという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/9/5/296946.html)
 
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