ウェイン・マーストン氏(カナダ下院議員)のスピーチによると、何度も国会での人権に関する公聴会に参加したので、法輪功迫害の実情を知っており、その残酷さは信じられないほどである。例えば、生体からの臓器摘出、さらにその臓器を売買してお金を儲けている。多方面の調査によると、法輪功学習者が生体臓器狩りの対象になっていると述べた。
ウェイン議員は法輪功学習者が残酷な迫害に直面していながら、どこまでも耐え抜く精神や平和的な抗議を行う姿に感心しているという。議員はまた「北米には法輪功迫害を知らない人もまだたくさんいるため、このような美術展を開催するのは大切なことです」と述べた。
作品に感動する人々
非営利団体「Fix Our World」の創設者で代表執行役のリンダさんは学習者に、「天国のように美しく、精神世界が人を震撼させる作品です」と感想を述べた。
作品『暗夜の中の灯火』は、親子二人が夜、法輪功の無実を訴えるチラシを貼り付けている。リンダさんはこの作品の前で長く足を止め、学習者に「この作品は生き生きとして、絵の中の人物が私の心に届きました」と語った。
リンダさんの話によると、「Fix Our World」創立の趣旨は人々に心の平安をもたらすことである。もし人の体と精神、両方のバランスが取れれば、人は楽しく健康に暮らせる。法輪功は心身ともに修煉する功法で、法輪功学習者の心が自由であるため、迫害に直面しても信仰を貫けることが作品を通して分かったという。
ロス・ボウヤーさんは中国で英語教師を務めたことがある。ボウヤーさんは学習者に2007年頃、中国のある大学で英語教師を務めた時、忘れられない体験があると語った。ある日、ボウヤーさんの自宅で30名近くの学生たちとパーティーをした際、ある学生が2枚の法輪功のチラシに気づいた。学生は驚いて「これを持っていてはいけません」と言った。
その後、半分近い学生が速やかに帰ってしまった。学生たちがなぜそんなに怖がったのか、今やっと分かった。それは恐ろしいことに遭遇することを心配をしていたのだと言った。
この体験があるからかもしれないが、ボウヤーさんは『孤児の涙』について特別な感情が湧いてきたという。「これは深く感銘を受ける作品だ」、小さな女の子の顔から悲しみ、そして、なぜ親が迫害されて殺されなければいけないのかという気持ちが分かると語った。
より多くの人が法輪功迫害の実情を知るよう希望する