【明慧日本2014年9月16日】山東省徳州市の法輪功学習者・張学霞さん(40代女性)、張春枝さん(60代女性)は先月8日に不当に連行された。学霞さんは地元の留置場で拘禁され、案件を検察庁に出され、家族も嫌がらせを受けた。春枝さんは地元の教育基地(実際は洗脳班)に拘禁されている。
当日午前、学霞さんと春枝さんは冠坊郷で法輪功迫害の実態を伝えていた時、中国共産党による法輪功の誹謗中傷宣伝を信じている人に通報され、桃園事務所までに連行された。その後、地元公安局国保大隊(法輪功迫害の実行機関)により公安局に連れられ、取り調べられた。
警官らは午後2時過ぎに学霞さんの自宅に押し入り、法輪功の関連書籍100冊以上、パソコン1台、ラミネート機1台、製造工程用保護シー ト貼り合せ機1台、プリンタとコピー機9台など計1万元以上(およそ16万円)の家財を押収した。
徳州市公安局610弁公室は平原県610弁公室の報告を受け、現場に駆けつけ、撮影してからすべての私物を押収したうえ、学霞さんの夫と息子まで連行し、取り調べをした。さらに、学霞さんと息子の新しい電動自転車2台、現金3000元を押収した。
警官はその後も何度も学霞さんの夫と息子を呼び出し、2人の正常な生活に影響を与えた。また、春枝さんの娘も職場で警官の嫌がらせを受け、家には障害を持つ息子が残されている。
情報筋によると、春枝さんは徳州市の教育基地に拘禁され、毎日叱られ、掃除をさせられて身体は限界だという。一方、学霞さんは徳州市留置場に拘禁されている。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)