山東省:女性栄養士が不正裁判に直面
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 【明慧日本2014年9月18日】山東省平度市の法輪功学習者・祁(き)尭媛さん(40歳女性)は1カ月前、地元の警官により不当に連行され、留置場に拘禁された。現在、祁さんの案件はすでに検察院に提出された。平度市610弁公室・副主任は祁さんの家族に「地方の弁護士を雇ってはならない」と脅迫した。

 610弁公室は、中国共産党当局が法輪功を迫害するために違法に設置した機関である。610弁公室はドイツ・ナチスのゲシュタポのような組織で、15年来、法輪功学習者を迫害し続けている。

 祁さんは栄養士で、夫と共に糖尿病食料品店を経営している。祁さんは法輪功の「真・善・忍」の教えに従っていつも患者の立場に立って物事を考え、誠実に商売をしているため糖尿病患者に信頼され、来店客も多かった。

 しかし、7月23日午後5時、平度市610弁公室、国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の警官ら15人が祁さんの自宅に不法侵入し、パソコンやプリンタ、ライター、法輪功の資料などを押収して、祁さんを城関派出所までに連行した。その後、警官は祁さんを即墨(そくぼく)市第三留置場に送り込んだ。

 祁さんの顧客たちは祁さんが拘禁されたことを知り、警官の行為を理解できなかった。顧客たちは「警官はなぜ、祁さんのような良い人を連行したのか。良い人を拘禁するなんて信じられない。みんなで署名を集めて祁さんの解放を求めよう」と話し、周りの人々に呼びかけた。

 警官は祁さんを連行した後、家族との面会を許さなかった。家族は祁さんのため弁護士を雇おうとしたが、610弁公室・副主任に「弁護士を雇うなら現地の弁護士に頼め。地方の弁護士を雇っても裁判所の入廷を許さないぞ」と脅した。

 現在、祁さんの案件は検察院に送られ、祁さんは不正裁判に直面しているという。 

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/8/30/296687.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2014/9/18/3310.html)
 
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