吉林省の留置場 弁護士と法輪功学習者の面会禁止
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 【明慧日本2014年9月23日】吉林省遼源市の法輪功学習者・田宜富さん、張桂霞さん(65)夫婦は地元の警官により不当に連行され、市留置場に拘禁されて1カ月が過ぎた。先日、弁護士は留置場に行き、田さんと面会することを求めたが、留置場の警官は「法輪功の人との面会は許さない」と言い、面会を禁止した。

 張さんは四川省攀枝花市鉱務局の元職員で、定年退職した後、夫の田さんと故郷の遼源市に帰って暮らしてすでに8年経った。

 7月31日昼、田さん夫婦はドアのノックに気づき、「電気料金を徴収する」との声が聞こえた。そして、田さんはドアを開けると、10数人の私服警官がすぐ家に入り込み、家宅捜索を行った。田さんは非常に驚き、その場でてんかんを起こした。田さんは以前、てんかんを患っていたが、1995年に法輪功を学んでからてんかんを起こしたことはなかった。

 田さん夫婦は連行された後、娘は弁護士2人を依頼した。8月1日午後4時過ぎ、張弁護士は留置場に行き、張さんと面会した。弁護士は張さんから夫婦が連行されたことを聞いた。

 その後、8月20日午前、娘、張弁護士、石弁護士の3人は一緒に市泰安分局に行き、田さん夫婦の案件のことを聞き、押収された私物のリストを渡すよう要求した。しかし、警官に「お前、何者だ?」と聞かれ、「弁護士です」と答えた。それを聞いて、警官は「お前は肝が大きいな。法輪功の案件を受けるなんて!」と怒り出した。

 その後、石弁護士は留置場に足を運び、田さんとの面会を求めたが、拒否された。警官は「誰であっても法輪功の人とは面会できない。たとえ弁護士でもだ」と言われたという。

  (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/8/30/296686.html)
 
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