【明慧日本2014年9月26日】広東省恵東県の法輪功学習者・何鏡如さんは四会刑務所で5年間不当に拘禁され、2009年に解放されたが、翌年1月28日に再び連行された。そして、懲役5年の実刑判決を宣告され、同年11月12日に北江刑務所に拘禁された。何さんは刑務所で薬物による迫害を加えられて筋萎縮症になり、特に両腕にひどい損傷を負った。
かつて、何さんはバスケットボールの選手だったが、その後、園芸関係の仕事をしていた。とても元気だった何さんは、1999年7.20以降、様々な迫害を受けたため健康状態が悪化した。
2000年1月、何さんは労働教養5年を宣告されて三水労働教養所に拘禁された。何さんは教養所で独房に監禁され、数本のスタンガンで一斉に電気ショックを加えられるなどの迫害を受けた。2004年、何さんはやっと教養所から解放されたが、その後すぐに連行され、懲役5年の実刑判決を宣告されて四会刑務所に拘禁された。何さんは刑務所で断食をして迫害に抗議したが、拷問されて前歯が折れ、両足を負傷した。そして、何さんは人に支えられなければトイレにも行けない状態だったという。
拷問のイメージ図:数本のスタンガンで一斉に電気ショックを加えられる
2010年1月、何さんは再び連行されて懲役5年の実刑判決を宣告された。11月に北江刑務所に拘禁されて酷い拷問を受けた。
木製の梁に座らされる
何さんは刑務所に拘禁されると、警官に利用された受刑者に椅子の板を取られ、幅3センチしかない木製の梁に座らされ、足を椅子の足と一緒に縛られた。それから、何さんは食べ物も水も与えられず、排泄物も椅子の上で済ませなければならなかった。また、受刑者らに足を踏みつけられ、2日間苦しめられた。
拷問の再現:足を踏まれる
迫害専用の部屋で吊るし上げられる
2010年12月23日夜、警官は本館にある法輪功学習者を迫害する専用の部屋に何さんを監禁し、何さんの両手を背中に回して縛り、鉄の窓に3日間吊るし上げた。
拷問のイメージ図:吊るし上げられる
しかし、何さんは屈しなかった。そのため、警官は油を燃やした煙を何さんの鼻に入れて意識不明に陥らせ、何さんの手を持って「三書」を書かせた。その後、何さんは韶関病院に搬送されたが、検査の結果、煙の吸いすぎで肺部がひどく感染していたという。
薬物による迫害
ある日、刑務所の集まりで、何さんはある受刑者に法輪功迫害の真相を伝えたため、警官に会場から連れ出された。その後、警官は1人の受刑者を警官用の厨房に呼び出してお粥を作らせ、お粥に薬物を混入させて何さんに持って行った。何さんはそのお粥を食べたため筋肉萎縮の症状が一気に酷くなったという。
強制洗脳、殴打され片腕骨折
2012年末に、警官は何さんを第三管区に移送して自由を制限し、昼も夜も法輪功を誹謗中傷するビデオをみせ、強制洗脳を行った。それに対して、何さんは断食で抗議したが、殴打されて片腕を骨折したという。
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2014/9/10/3187.html)