大連市の女性に懲役6年の不当判決
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 【明慧日本2014年9月29日】遼寧省大連市の法輪功学習者・馬冬梅さん(40代)は昨年、自宅から警官に連行され、拘禁された。今年9月2日、馬さんの母親(79)は沙区裁判所からの電話を受けたが、耳が不自由で聞き取れなかった。馬さんの姉が家に帰って、母親の話を聞いてすぐに裁判所に電話をかけたところ、「馬冬梅に懲役6年の実刑判決を下した」と告げられたという。

马冬梅

馬冬梅さん

 昨年8月31日、馬さんは自宅から連行された。今年5月27日、 沙河口区裁判所は馬さんに対して開廷した。法廷で馬さんは法輪功を学んでさまざまな恩恵を受けたことと、法輪功の資料を配布した理由として、より多く の人に法輪功迫害の真相を伝えるためだと述べた。馬さんは「私は罪を犯していません。間違ったことはしていません」と言った。

 馬さんは3歳の時、高熱を出して、喘息を患った。 それから、いつも発病すると、馬さんは体がうずくまり、息ができず顔が紫になり、食事もとれず水も飲めず、寝ることさえできず、とても苦しかった。 そして、治療のため、馬さんはいろいろな治療法を試したが、あまり効果はなかった。

 馬さんの家は8人家族で父親1人だけが仕事をしていたため、経済的に困難だったが、馬さんの病気治療のためにお金を使い切った。そして、馬さんは発病してもお金がないため病院に行けず、何度も息ができずに意識を失った。しかし、1994年、馬さんは法輪功に出会った。それから、法輪功を学んだ馬さんは健康を徐々に取り戻し、家事ができ、明るい性格に変わった。

 しかし、健康になった馬さんは、法輪功を学んでいるとの理由で当局の警官に連行され、実刑判決を宣告された。馬さんの母親は「うちの弱い娘が、何を使って、どのように国家法律の執行を破壊したのですか? 娘にそんなことができますか? どうして娘にそんな罪を被せるのですか!」と悲しい声で叫んだ。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/9/5/296938.html)
 
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