河北省の公安局 法輪功学習者への不当判決企む
■ 印刷版
 

 【明慧日本2014年10月1日】河北省の三河市公安局は法輪功学習者・康景泰さん、馬維山さん、文傑さん、王占青さんの案件を市検察院に送り、学習者たちに判決を企んだが、先日、三河市検察院は学習者たちの案件を公安局に戻した。9月1日、弁護士は文さんと面会することができた。

 4月22日午後5時ごろ、康さん、馬さん、文さん、王さんの4人はほぼ同じ時間帯に警官に連行された。

 9月1日、学習者たちの弁護士3人は検察院へ行き、学習者たちの案件の閲覧を要求したが、「案件はすでに市公安局に戻した」と言われた。それから、弁護士たちは検察官に委任状と法律関係文書を渡そうとしたが、受け入れようとしなかった。その後、弁護士たちは検察官を説得し、やっと文書などを渡した。

 同日の午後1時過ぎ、文さんの弁護士2人は市留置場へ行き、文さんと面会することができた。

河北三河市看守所大门
三河市留置場

 文さんは連行された後、誰とも面会を許されなかった。そして、やっと弁護士と面会できた文さんは弁護士と2時間会話した。

 文さん(50代)は黒竜江省チチハル市民族中学校の教師で、1995年に法輪功を学び始めた。 法輪功を学んでから、文さんは患っていたリウマチ、心臓病、神経衰弱などの病気が知らず知らずのうちに消え、健康を取り戻した。

 しかし、1999年7.20、中国共産党政府は狂ったように法輪功迫害を開始した。文さんは法輪功を学んでいるとの理由で何度も連行、拘禁された。文さんは懲役9年の判決を受けたことがあり、計11年間拘禁され、さまざまな拷問を受けた。

  2011年、刑務所から解放された文さんは、河北省三河市で放浪生活を余儀なくされた。今年4月、連行された文さんは市留置場に送り込まれ、5月に廊坊洗脳班 に移送された。洗脳班で文さんはほかの学習者数人と一緒に独房に監禁され、食事も睡眠もトイレも独房内で済ませることを強要されたという。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/9/5/296961.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2014/9/25/3427.html)
 
関連文章