湖北省の女性が不当連行 数日後に重病の夫が死亡
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 【明慧日本2014年10月7日】湖北省の向隆晴さんは農村の女性である。「真善忍」を教えとする法輪功を学んでいるとして、15年来、中国共産党により1年間の労働教養を強いられ、懲役3年の不当判決を下された。向さんの夫は重病だったが、向さんが連行されてから看病する人がおらず、数日のうちにこの世を去った。

 以下は向さんが受けた迫害の状況である。

 私は向隆晴と申します。今年49歳、湖北省宜都市に住んでいます。私はただ法輪功を学んでいることで、何度も迫害を受けました。

 1999年7.20以降、ある日、市内の紅花套鎮派出所の警官が自宅に突入してきて、法輪功の書籍を全て持って行きました。そして、今後は法輪功を修煉しないという保証書を書くように強要してきました。私は、「『真善忍』を学ぶことは間違っていません。法輪功は健康効果が素晴らしく、なぜ学んではいけないのですか?」と言いました。

 2000年、私は宜都市の警官に2度不当に連行され、1年間、労働教養を強いられました。

 2008年のある日、私は市場で法輪功迫害の真相を伝えていた時、私服警官に連行され、宜都市留置場に拘禁されました。拘禁中、警官は私に洗脳をする一方、私の夫に情報を吐き出すよう迫っていました。さらに、家宅捜索を行い、法輪功の書籍や関連資料を押収しました。そのため、私は懲役3年の判決を言い渡されました。

 私が拘禁されていた間、夫の面倒を見る人がおらず、小学生の娘は他の家に預けるしかありませんでした。そして、私が連行されてからわずか数日後、夫はこの世を去りました。火葬の日のみ、最後に夫と会うことを許されました。3カ月後、私は武漢市女子刑務所に移されました。

 刑務所で私は殴られ、罵られました。私が死に瀕してから初めて、刑務所側が私の姉に連絡し、治療のための一時釈放となりました。家に戻った私は、法輪功の学法煉功を続け、身体が快復しました。

 2011年6月30日夜、私はもう一人の法輪功学習者と、宜都市周辺で法輪功の資料を配布していたところ、不当に連行されました。その後、私は懲役3年の判決を下され、武漢市女子刑務所に拘禁されました。

 刑務所の刑務官は、留置場の警官より悪らつで、受刑者らを利用して下劣な手段で私に迫害を加えました。私は常に監視され、40度を超える夏の暑い日でも、法輪功を誹謗中傷する文言をずっと聞かされて洗脳されました。

 刑務所でどんなにひどい迫害を受けても、私は法輪功を学び続ける意志が揺らぐことはありませんでした。そして、3年後の今年6月、やっと解放され家に戻ることができました。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/10/4/298524.html)
 
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