四川省の法輪功学習者 解雇され洗脳班に不当拘禁
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 【明慧日本20141014日】四川省の成都市青白江区の法輪功学習者・許必菊さんは711日、同区610弁公室、公安局の警官に連行され、730日に逮捕状を出された。その後、許さんの弁護士は案件資料の閲覧を求めたが、警官に「お前も捕まえてやる」と脅迫された。

 弁護士は先日、青白江区公安局へ行き、許さんの案件資料の閲覧を要求したとき、国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の警官に「お前も法輪功か? それなら、お前も捕まえてやる」と脅した。しかし、弁護士は警官に「法輪功を学ぶことは合法です。許さんを無罪解放してください」と言い、「政府の指定する邪教の中に法輪功は含まれていません。ネットで調べてください」と教えたが、警官は「俺は見る必要がない」と横暴な態度を取った。

 許さんは青白江区供給・販売連合貿易会社の元職員である。73日、許さんは元職場へ行き、もうすぐ定年退職する友人に会い、その場にいた人たちに法輪功迫害の真相を話した。その中に、内部監査グループで仕事をしていた人がおり、許さんが言ったことを610弁公室に報告し、許さんを逮捕することを要求した。

 そして、711日、警官15人は許さんを連行し、パソコンやプリンタ、DVDなどの私物を押収した。その後、許さんは成都市留置場に拘禁され、尋問されたとき、警官に「お前は何も言わないのか! 言わないと、お前の娘を捕まえてやる」と脅迫された。

 19997.20、中国共産党政府が法輪功への弾圧を開始してから、許さんはさまざまな迫害を受けてきた。

 20006月、許さんは法輪功への迫害停止を求めるため、北京に行ったが、送還され地元の派出所に15日間拘留されて洗脳班に移送され、さらに10日間拘禁された。

 10月、許さんは再び洗脳班に入れられた。

 2001118日、許さんは警官に連行され青白江区留置場に45日間拘禁され、300元をゆすり取られた。同年4月、許さんは勤め先に解雇された。

 200379日、会社の共産党書記たちが許さんの自宅へ行き、許さんを洗脳班に入れることを企んだが、許さんは家を離れ、放浪生活を余儀なくされたという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/9/14/297721.html)
 
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