妨害を排除し パースの神韻公演を満席にさせた体験(一)
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文/オーストラリア・パースの大法弟子

 明慧日本2014年10月21日】尊敬なる師父、こんにちは! 同修の皆さん、こんにちは!

 今年5月、西オーストラリア州の州都パースは初めて神韻芸術団を迎えました。数年にわたる期待がやっと実った喜び、および劇場を確保するために多くの困難を乗り越えたため、パースの学習者は今年の神韻公演をたいへん重宝しています。神韻を宣伝しチケットを売る過程で、パースの学習者はかつてない全体の協力と全体の向上を実現し、多くの困難と試練を乗り越えて、多くの妨害を排除して、師父のご加持の下で満席の盛況を実現しました。今日は神韻宣伝をする中での体験を皆さんと分かち合いたいと思います。

 オーストラリア人同修と協力して、中国領事館からの妨害を解体させる

 神韻パース公演の期日は、ちょうど3週間にもわたって開催されるパース国際芸術祭の期間中にあるため、我々の宣伝にとても有利でした。芸術祭の期間中に各劇場ではクラシックコンサートやバレエなどが次々と上演され、その観衆はみな神韻のターゲットとなる観衆でもあります。そのため、私とオーストラリア人同修のAさんは去年11月から、パースのすべての劇場、および西オーストラリア州にある神韻チケット代理店の全店舗を訪問し、劇場と代理店の従業員たちに神韻の素晴らしさを紹介しました。

 初回の訪問はとても順調で、すべての劇場と代理店は神韻の宣伝チラシとポスターを積極的に受け取ってくれました。しかし後日、私たちが再び答礼訪問に行くと、大半の公立劇場は神韻のポスターを外して、一部の劇場は神韻の宣伝チラシも表から下げていることを発見しました。劇場の従業員によると、その背景に在オーストラリア中国領事館が西オーストラリア州の市政府にプレッシャーをかけたためだそうです。邪悪な妨害を根絶させるために、私たちは中国領事館を2回訪問しました。

 実は、中国領事館は西オーストラリア州の市政府にプレッシャーをかけたほか、2月中旬から、中国領事館の役人は自ら出陣して、神韻公演を契約した劇場側に電子メールを送って、神韻公演に関して「話がある」と言っていました。同修たちはその事件をめぐって交流を行い、最後に、総領事と面談してみようとの結論を出しました。面談の申込をしてからずっと返事がありませんでした。私は何度も領事館にメールを出して、神韻公演の素晴らしさや全世界の人々の神韻に対する期待などを紹介しました。後日、私と一人のオーストラリア人同修は領事館に行って総領事と会うことに決めました。当日、他の同修たちは家で我々のために発正念をしてくれました。

 総領事の助手は我々の受け付けをして、私たちの来意を聞いた後、彼はたいへん緊張しました。総領事に代わって劇場のマネージャーにメールを出したのは彼だからです。彼は私たちにロビーで待つよう言いました。しかし30分経っても彼はずっと出てきませんでした。ロビーで領事館に来た人たち(主に華人)に神韻の宣伝チラシを配っていた私は、「その助手がまだ出てこなければ、来館した人たちに神韻宣伝の映像を見せよう」と思って、iPadを出そうとした途端に、その助手ともう一人が出てきました。しかし、総領事本人は出てきていません。彼らは私たちを小さい応接室に呼んで、いい加減に「総領事はいない、また後日にしよう」と言いました。総領事に会えるようアポが取れるかと聞いたら、彼らは回答をしませんでした。中国領事館が神韻を妨害することについて、彼ら2人は知らないふりをしていました。私は彼らに神韻の宣伝チラシとDVDを渡しました。その週に私たちはパースの学習者が作った2つのメディアで妨害事件の一部始終を報道して、また、いっそう強く旧勢力の妨害を否定するために、公演の回数を1回増やそうと全員一致で同意しました。

 しかし、邪悪な中国共産党はこれに止まりませんでした。3月中旬、中国共産党の在オーストラリア大使はわざわざキャンベラからパースに飛んで、西オーストラリア州のすべての華人団体に面会して、神韻のチケットを買わないように、もしくは買ったとしても観に行かないようにと公然と要求しました。面会後、私たちは複数の華人団体のメンバーからそのことを聞きました。私たちは交流を行って、Aさんと私でそれぞれ中国領事館にメールを送ることに決めました。Aさんは法的な角度から彼らの行為は違法行為だと教えます。私は真相を伝える角度から、例えば在スペイン中国領事館が妨害行為を働いたために起訴された例を教え、彼らに自粛してもらいます。それでも、公演直前にやはり中国領事館が悪い事をしないか、多少心配なため、私とAさんはもう一度中国領事館に行きました。

 今回、領事館側の3人が正式な会議室で私たちと面談しました。中の1人は明らかに法輪功関連事項のメインの責任者で、会ってから法輪功を誹謗中傷する言葉を次々に発しました。また、最初から「英語を使わない」と一方的に宣告し、Aさんに話す機会を与えず、3人で私1人をあしらうことが目的でした。私は迫害の真相を伝えて彼に反論しながら、心の中で絶えず発正念しました。もう1人の同修は領事館の外で発正念をしていました。双方は20分近く対峙し、私はiPhoneを公然と机に置いて全ての会話を録音しました。私たちが彼らを脅しに来たかのように彼らは話題を誘導したのですが、師父のご加持の下で私とAさんの頭はとても冷静で、ずっと彼らに「あなたたちに神韻を観に行くように誘いに来た」と言い通していました。最後に彼は「それはあり得ない」と言って、すぐ会話を終えました。

 私とAさんが部屋を出る時、その「メインの責任者」らしき人物は私に、オーストラリアに来てどれほどかと聞き、私は友好的な態度で「9年です」と答えて、それから彼と握手をして出ました。心の中はとても落ち着いた感じがして、まさに暴風雨がやんだ後の平静な感じです。今日の面談は邪悪を抑制する効果を収め、中国領事館はこれ以上神韻公演を妨害する手段はない、と私は内心から確信していました。公演当日は確かに実質的な妨害を受けておらず、最終日の公演はなんと満席の盛況にもなりました。チケットを販売する中で多くの華人が買ってくれて、公演終了後のアンケート調査の結果からも、たくさんの華人が観に来たことが分かりました。

 (続く)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/10/11/298747.html)
 
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