河北省の裁判所 法輪功学習者を陥れる
【明慧日本2014年10月21日】河北省の大廠(だいしょう)回族自治県裁判所は、被告人の弁護士を追い払い、9月15日に法輪功学習者・金瑞玲さんに対して不正裁判を開いた。そして、金さんは実刑判決3年、執行猶予5年を受けた。以前、金さんは三河市留置場で6ヵ月ほど拘禁され、拷問などでやつれて見る影もなく体が衰弱してぼろぼろとなった。
金さんの夫は、今回の裁判のため、弁護士に依頼した。弁護士は、金さんの訴状を見て、司法部門に被告人の無罪を主張し、訴訟を却下するよう求めた。
しかし8月27日、大廠県裁判所は弁護士に「この訴訟に関する担当者が怠ったため、被告人の事実状況を調べていなかったが、一旦却下する」とでっちあげて追い払った。
先月3日、家族は、弁護士の依頼を取り消す同意書に署名すれば、10日以内に金さんを釈放するとの裁判所側の話を信じて、弁護士への依頼を取りやめた。
先月22日、金さんは執行猶予で家に戻ったが、今月9日に裁判所へ行き、判決書を受け取ったときに、上訴期限を過ぎてすでに上訴のできない状況に置かれたと知り、同所に騙されたと知ったという。