江蘇省:多数の法輪功学習者 不当拘禁される
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 【明慧日本2014年10月21日】江蘇省鎮江市で6月22日、法輪功学習者の多数が迫害を受けた。それ以降、彼らは同市丁卯留置場で拘禁され、辛い労働を強いられる日々となっていた。

 この迫害を被ったのは、朱風英さん(70)、何禄萍さん(70)、陳秀萍さん(52)、張艷さん(50)、張新平さん(52)、余雲仙さん(70)、王珍娣さん(70)、葉瑞寶さん(65)、張瑞華さん(41)、王春芳さん、呉暁霞さん、蒋衛萍さんである。

 現在、王さんは、同省南京市女子刑務所へ送られていた。呉さん、さんは拘禁されてから、7月25日に家へ帰された。王さんは7月28日、家に戻った。

 かつて、新平さんは妻の朱さんと共に、政府に法輪功迫害の真相を伝え、無実の罪を晴らそうとしたが、夫婦2人は労働教養処分を加えられた。

 拘禁中、朱さんは不明の薬物を体内に注入されたことで、心神喪失に陥った。その後、出所しても、病気が治らずに自立生活ができなくなって夫に頼る介護生活を送ってきた。

 今回の迫害で夫が拘禁されてから、朱さんは苦しい生活を強いられている。

 王さんの夫は、尿毒症を発症して人工透析を受けてきた。今回の迫害で妻を失くしたため、ベッドに寝たきりまま何もできず、今までの人生の中で最悪な事態になった。

 かつて、元教師の瑞華さんは法輪功の素晴らしさを書いた手紙を政府部門に送った。そのことを理由に、監視や尾行、見張りをされる生活を強いられてきた。2008年、放浪生活を余儀なくされて鎮江市に辿り着いたが、地元の警官らから嫌がらせを受け続けた。

 今回の迫害により拘禁された瑞華さんは、病院で全身の健康診断を強要された。現在、中共が行っている法輪功学習者の生体からの臓器狩りの実態から見ると、瑞華さんの安否が懸念される。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/10/17/299091.html)
 
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