【明慧日本2014年10月24日】吉林大学北華分校の講師・韓永強さんと妻・魏修娟さんは今年8月1日、高新区公安支局・国保大隊(法輪功迫害の実行機関)、長江路派出所の警官に不当に連行され、沙河子洗脳班に拘禁された。5日後、韓さんは吉林市留置場に移送された。現在、高新区公安局は韓さんに実刑判決を下すことを企んでいるという。
韓さんは8月1日に自宅近くで連行され、警官に家の鍵を押収された。警官は鍵を持って、韓さんの自宅へ行き、不法侵入した。家にいた妻・魏さんは警官が侵入してきたのを見て、驚いて言葉も出なかった。警官は家宅捜索を行い、ノートパソコン6台、デスクトップパソコン2台、携帯電話6台などの私物を押収し、魏さんも連行した。
当日、韓さん夫婦は洗脳班に送り込まれた。
同日、学習者・金艶華さんなど、数人の教師も連行され洗脳班に拘禁された。
洗脳班で学習者たちは24時間監視され、毎日、法輪功に対する誹謗中傷のビデオを繰り返し見せられ、「転向しないと判決を下してやる」と脅迫された。
8月6日、韓さん夫婦と金さんは市留置場に移された。その後、魏さんは健康状態が悪化したため、解放された。
9月12日午前、家族が依頼した弁護士が留置場へ行き、韓さんとの面会を求めたが、拒否された。そして、弁護士は高新区公安支局へ行き、面会を拒否されたことを話した。警官は「俺たちは指示していない。面会できなかったら、こちらに電話しろ」と言った。
午後、弁護士は再び、留置場へ行って韓さんとの面会を要求したが、再度、拒否された。弁護士が「これは違法行為です」と指摘すると、留置場の職員は弁護士に公安支局の指示文書を見せた。そこで、弁護士は先ほど公安局へ行って警官と話したことを話し、やっと面会が許されたという。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2014/9/27/3471.html)