文/江西省南昌市の大法弟子
【明慧日本2014年10月27日】今年の7月、父は食事の量が減ったせいか、体重も減りました。そして食事の後にお腹の調子がおかしいと言いました。姉はこれを聞き、父に人民病院で検査を受けるように勧めました。すると、検査で胃癌が見つかり、医者から緊急に手術が必要だと言われました。
私は母と一緒に法輪功を修煉しています。私達はこのことを聞き、もしかすると、これは父が修煉を始めるきっかけになるかもしれないと思いました。師父は『轉法輪』の中で次のようにおっしゃいました。「あなたは正法を修煉しているので、一人が煉功すれば、まわりの者に恩恵を与えることになります」。父は1999年7.20以後の15年来、ずっと私達の修煉を支持していて、大法に対する正念もあります。
私は父に言いました。「お父さんは1999年に言ったことを覚えていますか? その時、お父さんは引退したら煉功すると言いましたよ。定年退職してから5年経っても、お父さんはまだ中国共産党のために働いている。以前は家計を支えるためと言って仕方がなかったけど、今は引退したのに、また共産党に雇われている。お父さんはこれからもずっと共産党のために命を捧げるのですか?」
かつて、私達はこのような話を父に何回もしましたが、父はいつもあれこれと様々な理由でごまかしていました。今回、この厳しい現実を目の前にして、私は母と一緒に「大法を学び、大法を実証し、奇跡を起こして、衆生を救いましょう」と父を説得しました。
父は退院を要求し、家に戻ってから正式に法輪功の修煉を始めました。
父は毎日、法を学び煉功に励みました。しかし、他の家族は「煉功すれば、医学でも治せない病気を治せるの?」と心配し、半信半疑の様子で言いました。私と母も、皆の言葉にプレッシャーを感じました。幸い、法を学んでから、父は正念が強く、師父を信じ、最も肝心なこの難関に直面して、自分の立場をはっきりと認識していました。
後日、父は再び病院で胃カメラの検査を受けました。医者は今回の検査結果と、以前、他の病院で受けた検査報告を比べながら言いました。「胃カメラをもう1回しましょう。なぜなら、二つの検査結果が全く違います。病理組織検査でも癌細胞が見つかりませんでした。不思議です」。医者にも分からないようです。
そうです。佛法は超常的であり、常人の科学を超越し、常人の考えでは到底納得がいかないものです。今は、父親の修煉に対し、家族はもう足を引っ張りません。まさに、「佛光が普く照らせば、礼儀が圓明となる」(『轉法輪』)です。