内モンゴル:一家が迫害され 全員で41年もの刑期
【明慧日本2014年11月10日】内モンゴル自治区の法輪功学習者・田心さん(41歳女性)は8月16日、通遼科区公安局により不当に連行されて拘禁された。先月31日午後3時、通遼市ホルチン区裁判所は、通遼市留置場で田さんに対する不正裁判を開いた。そこで、迫害に協力する検察は「邪教組織を利用して法律を破壊した」という罪を捏造し、田さんの使ったパソコンなどを罪の証拠にしてでっち上げた。
2000年8月頃、田さんはジャライド旗の図牧吉労働教養所まで連行されて2年間、拘禁された。その間、辛い労働や悪質な洗脳を強いられた。
2006年7月20日、ホルチン区公安支局は、田さんを不当に連行した。さらに、労働教養2年を宣告された。
2008年6月、田さんは刑期満了日を迎えて帰宅したところ、両親、姉、弟が一斉に逮捕されたことを知った。さらに、父親・田福金さんは2009年12月14日、保安沼刑務所での迫害により死亡したという。
中国共産党の法輪功に対する弾圧政策の下、15年来、田さんと家族6人は何度も繰り返し連行され、拘禁された。父親は労働教養6年と懲役3年、母親・劉秀栄さんは8年間拘禁され、姉・田芳さんは洗脳や労働教養処分を9年間強いられた。また、妹・田苗さんは懲役6年、弟・田双江さんは懲役3年を言い渡された。田さん一家は不当判決の下、家族全員で計41年の刑期を受けたことになる。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)