貴陽市の警官が法輪功学習者を連行 採血企む
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 【明慧日本2014年11月16日】貴州省貴陽市の法輪功学習者・張中慧さん(78)は今年のある日の午後、工場宿舎棟の前で、人々に法輪功が中国共産党に迫害されている真相を伝え三退を勧めた。その後、パトカーから2人の警官が降りてきて、強引に張さんを車の中へ引きずり込んだ。

 車が花果園警察署に着くと、署長が悪意を込めて「来たな」と言うと、パトカーの運転手が張さんを蹴り倒した。そして、数人の若い警官がどっと取り囲み、張さんの髪の毛を掴んで地面にぶつけ、背中、腰、口を踏みつけたという。

 暴行している間、女性警官が張さんの右手の中指と薬指の採血をしようとしたが、未遂に終わった。

 その後、張さんを監視していた警官が、張さんの自宅の鍵を没収した。2〜3時間後に張さんが自宅に戻ると、警官たちに法輪功の創始者の肖像や、法輪功の書籍、個人所有物などの家財を押収されたことが分かった。

 張さんは自宅に戻った後、腰や背中が痛み、頭が重く目がよく見えなかったが、法輪功を修煉し煉功すると体は徐々に回復した。まだ左目がかすんで物がはっきりと見えないが、張さんは毎日、迫害の真相を伝えに出かけている。

 現在、張さんが所在している貴慧路自治会は公安警察署の指示を受け、張さんを監視し続けている。自宅前で監視したり、張さんが出かけるたびに「どこに行くのか」と聞き出し、警察署に電話をしているという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/11/4/299868.html)
 
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