黒竜江省の法輪功学習者4人 大量の現金・私物押収
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 【明慧日本2014年11月18日】黒竜江省伊春市の南岔(なんた)区610弁公室の警官は先月下旬と今月上旬、同区の法輪功学習者の自宅に不法侵入して家宅捜索を行い、於淑香さん、楊文平さん、李慧雲さん、賈淑傑さんを不当に連行した。

 先月24日午前10時、610弁公室のリーダーは10数人の警官を率いて、於さんの自宅に押し入り、捜査令状などの提示もなく、於さんの自宅を家宅捜索し、法輪功の関連書籍、電子書籍、ノートパソコン、オーディオなどを押収した。於さんは「社会治安を乱した」という罪で、千元の罰金を科されて連行された。

 同月27日午前10時、警官らは法輪功学習者・楊さんの自営店に不法侵入し、何ら令状の提示もなく、店内の至る所をひっくり返して家宅捜索を行った。警官は店に置いてある法輪功の関連書籍、ノートパソコン、USB、mp4、約20冊のカレンダーを押収し、千元を強請り取って、勤務中の楊さんを連行した。

 楊さんの夫は警官の違法行為を目の当たりして、警官に「あなたたちはまるで馬賊です! うちから押収したものを全て返却しなければなりません。よく覚えておいてください」と、憤慨して厳しく警告した。

 同日午後3時、警官は法輪功学習者・李さんを家まで尾行した。警官は李さんの自宅に侵入し、家宅捜索を行おうとしたが、電気が壊れたため、法輪功の関連書籍を押収して李さんを連行した。

 今月4日、610弁公室のリーダーは数人の警官を引き連れて、学習者・賈さんの自宅に不法侵入して家宅捜索を行い、賈さんを連行した。
  4人の学習者はともに「社会秩序を乱した」という罪を着せられ、伊春市留置場に拘禁されたが、李さんは高血圧症で入所を拒否され、当日夜に帰宅した。ほかの3人は留置場に拘禁されているという。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/11/14/300266.html)
 
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