内モンゴル 女性2人が法廷尋問に直面
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 【明慧日本2014年11月18日】内モンゴル自治区通遼市の科児沁区裁判所で先月27日法輪功学習者・王穎さん(40歳)と田心さんに不法に法廷尋問をしようとした。

 7月26日、王さんは法輪功学習者・周さんを訪れた際、現地の警官に不当に連行された。王さんは抗議するために断食を行い、10月21日で88日目となった。王さんは断食していた期間、刑具による拷問、灌食などの迫害を受けた。河西留置場で王さんは「背板」という拷問を受けた。これは両手を後ろに引っ張って木の板で固定し、両脚に重い足枷を掛け、足枷を固定するために両脚に短い杭をはめ、王さんは横になって寝ることができず、座るしかない。

 王さんは通遼市の小学校教師であった。共産党が法輪功を迫害してきたこの15年間、王さんは仕事を失い、何度も家財を没収され、7回連行、拘禁された。また、3年の労働教養を強いられ、通遼市洗脳班で足枷、縛り付け、宙吊り、電気ショック、多人数に殴られるなど肉体と精神を破壊する迫害を受けた。

 田さんは今年8月16日、通遼市科区公安局国保大隊の警官らに不当に連行され、家には10歳過ぎの息子が一人残されている。田さんの弟は今年7月31日に不当に連行され、現在は開魯県留置場で拘禁されている。

 田さんの家族6人全員が法輪功を学んでおり、全員が共産党の迫害を受けた。父・福金さんは2009年12月14日、保安沼の刑務所で迫害され死に至った。母・親劉さんは労働教養を2年受け、また今年、懲役4年の実刑判決を言い渡され、現在はフフホト女子刑務所で迫害されている。姉の芳さんは2回実刑判決を下され、6年間刑務所で拘禁された。弟は過去、懲役3年の実刑判決を下された。田さん本人は2年の労働教養を受けた。

 十数年来、田さんの家族全員が揃ったことは一度もない。警察が騒ぎたて、家財を没収された事件は数えきれないほどあった。

 また、母と娘を同じ監房で迫害したことが5回あったという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/10/24/299377.html)
 
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