【明慧日本2014年11月20日】国際社会が注目しているG20首脳会議は15日、オーストラリアのブリスベンで開催された。今回のG20首脳会議の前日、オーストラリア各界は法輪功を声援し、オーストラリアのメディアは法輪功に対する迫害を停止することが中国の最も重要な議題であるとして報道した。
G20首脳会議の前日に法輪功学習者はオーストラリアのブリスベンで真相を伝える
オーストラリアのメディアは中国共産党が法輪功を迫害していることに関心を寄せる
11月14日、ABCニュースネットはG20首脳会議の前日、首脳会議に関連する国々の活動家に対して取材を行い、清華大学元教師で法輪功学習者の孟さんもインタビューを受けた。
ABCニュースネットが掲載した清華大学元教師で法輪功学習者の孟さん
孟さんは取材に対して「中国共産党の抑圧が間違っていると思い人々に迫害の真実を伝えました。そのため不当に刑罰を下され9年投獄されました。その期間中、多くの迫害を経験しました。激しい殴打、強制洗脳、睡眠剥奪、奴隷労働。また何度も採血され、これは中国共産党の臓器狩りのデータベースの1部分だと考えています」と話した。
緑の党代表「オーストラリアの首相は習近平氏に人権問題について言及すべき」
オーストラリア緑の党代表・クリスティン·ミルン上院議員は記者の取材に対して「私はチベット人、ウイグル人、そして法輪功の人権を支持してきました。中国との関係はオーストラリアにとって非常に重要であると考えています。しかし、その関係は人権の立場に立ち、すべての人々の権利を基礎とすることによって良い関係を築くことができます。もし習近平氏に人権問題を言及せず、貿易と金のことだけを話し合うなら、我々の立場を損ない、全世界の安全をも損なうことになります」。
ミルン議員はまた「私は中国共産党が法輪功学習者と他の囚人に対して生体臓器狩りを行うことは間違っていると思います。私はオーストラリアとオーストラリアの指導者が習氏に、人権問題、宗教の問題と民主運動の問題に言及することがとても重要であると考えます。アボット首相は人権問題、人々の権利の問題と信仰の自由について言及すべきです」と述べた。
オーストラリア連邦政府のクレイグ・ケリー議員は取材に対して「中国共産党の強制的な臓器狩りの行為に対して厳しく非難するべきで、私自身はこの問題を決して回避しません」と話した。
アムネスティインターナショナル「国際社会のすべての力を合わせて協力することを主張します」
アムネスティインターナショナルの代表者は取材に対して「アムネスティインターナショナルは中国の人権問題に対して、国際社会のすべての力を合わせて協力するよう主張しています。そのため私たちは、他国の人権に関心を持つ人々や各級の政府高官と指導者に手紙を書き、迫害された人物と事件を具体的に知らせ、政府高官が何をするべきかを伝えました」と述べた。以下は手紙の一部である。
「私たちは、中国とその他G20首脳会議国の指導者の国家で発生した人権に対する侵害に非常に強い関心を持っています。私たちは宗教の自由、言論の自由と集会の自由などの基本的な人権を尊重します。いかなる政府、いかなる状況でもこれらの権利を制限することは、基本的人権に対する侵害です」。
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2014/11/16/146878.html)